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統計 ソーシャルメディアの利用状況

ニールセンによる2010年6月のオンライン利用時間に関する調査の報告が公開されている

この調査によると、ソーシャルネットワーク、オンラインゲーム、ビデオ・ムービーの利用時間が伸びており、中でもソーシャルネットワークの利用時間は全体に対しほぼ独占していると言ってよいかもしれない

E-mailは昨年比でも大きくその利用時間を縮小されている

ソース:Mashable Social Networking Dominates Our Time Spent Online [STATS]

また、comScoreからはソーシャルメディアの利用状況が発表されていて、男女の利用状況が比較されている

調査によると、ソーシャルネットワーキングサイトでリーチできる女性は72.7%、これに対し男性は67.2%

利用時間においては女性は5.5時間/月に対し男性は4時間が平均となっており、女性の方がソーシャルネットワーキングサイトの利用が活発であることが分かる

地域別に見ると北米が最も高く、ヨーロッパ、ラテンアメリカとつづき、アジアパシフィックが極端に低い数字が記されている

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このほか、年代別のリーチで見ると男女差が見られるが、15-24歳層が一番高く、つづいて45-54歳層、25-34歳層、55歳以上層、35-44歳層と続いている

ソース:Social Time Women Spend 30% More Time on Social Web Than Men

Toyota プリウス10周年記念キャンペーンをFacebookで

北米Toyotaはプリウス発売10周年を記念してプリウスオーナー向けのキャンペーンサイト”Share your Prius Passion”をFacebookファンページに開設している

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Facebook プリウスファンページ

このShare your Prius Passionはオーナーがプリウスに関する写真やビデオをメッセージとともに投稿することで”いかにプリウスを愛し、誇りに思っているか”を表現してもらうスペースになっている

その情熱の深さをToyotaが審査しファイナリスト10名を選抜し、サイト内の投票によって最終的に1人の勝者を決める。そして発売10周年の記念式典はその勝者がいる街で開催されることになるようだ

オーナーからのメッセージ投稿は10/8/13まで、式典は10周年にちなんで10/10/10に行われる

投稿は開始2日で100を超え好調のようで、このコミュニティがどれだけアクティブなのかを物語っている

また、消費者にとってソーシャルメディアでのマーケティングキャンペーンが一般的になってきたことの証かもしれない

ソース:Socal Times Toyota Uses Facebook to Reward Prius Passion

iAd for Developers これまでに分かってきていること

Appleが提供する広告プラットフォーム”iAd”が新たに展開しているアプリ開発者に向けてのメニュー”iAd for Developers”についてこれまでに分かってきていることをいくつかお伝えする

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まず、iAd for DevelopersはiOSで提供されるアプリケーションの広告は安価に出稿できるメニューとなっている

余剰の在庫インプレッションを効率よく販売する意図もあるが、Appleが狙うところはアプリの開発者に収入をもたらし更にアプリの開発を促進し、アプリの数が増えることでiAdの在庫も増加していくというWin-Winの関係の構築にある

すでにこの様なADエクスチェンジは長いこと存在するが、開発者側はその効果に比較的興味を持っているようだ

では、どのぐらいiAd for Developersは費用がかかるのか。Appleは1クリックあたり25セントの費用を発表している。通常のブランド広告には掲載費としてCPM(1000imp)に対し$10、そしてエンゲージ費用として1クリックあたり$2となっておりそれに比べると相当安価になっていると言える

同様のサービスはクリック課金ではなく獲得数単位で費用がかけられるが、課金方式についても見直される可能性はあると思われる

現状の効果についてある開発者によると、獲得単価は$1.25あたりで推移しているようだ。5impsあたりで1件購入につながる計算になる。1つのアプリのライフタイム中に$1.25以上の収入があれば、このメニューは有効ということになる

同様のサービスの1件あたりの獲得費用は$1あたりなので価格についても見直される可能性はあるだろう

Appleが用意しているiAd for DevelopersのFAQによると、自社のアプリケーション内のiAdでは、競合のアプリケーションの排除は可能だが、掲載するアプリケーションの指定はできないようだ、あくまでもAppleがターゲティングに基づいて表示アプリを決める

現状のこのiAd for Developersに該当する開発者広告主は2社しか見られず、非常にゆっくりとした動きになっている。これはAppleが意図しているところで、いきなり大きく始めるのではなくこのプログラム/メニューが本当に狙いに対して適切に働くのかを試している段階のようだ

ソース:Business Insider Here’s Everything We Know So Far About Apple’s New “iAd For Developers” Program

Row Feeder で話題のドラマのインパクトを計測する

ソーシャルメディアのモニタリングサービスを提供する”Row Feeder”で全米で話題のドラマ”Jersey Shore”のインパクトを計測した図表を紹介する

モニターの対象となっているのはFacebookとTwitterで、時間、参加者の属性や活動、地域をベースに図表化されそのインパクトが把握しやすくなっている

東海岸で番組がスタートした時間に最高の16,000tweetを記録し、一瞬の話題性ではTwitterに歩が有るように思え、地域的にはやはりご当地であるNew YorkとNew Jerseyがtweetの21%を占め震源地となっている

何人かのTwitterセレブも記録されている

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ソース:Mashable The Social Media Impact of “Jersey Shore” [INFOGRAPHIC]

The Social Media Impact of “Jersey Shore” [INFOGRAPHIC]

PepsiCo 新たなデジタル分野でのアドバンテージを求めた取り組み

ペプシやゲータレードなど人気の飲料ブランドをもつ”PepsiCo”が実施する取り組み”PepsiCo10″のサミットが開催され20のスタートアップ企業が参加しサービスをプレゼンした

pepsico10

http://www.pepsico10.com/

PepsiCo10とは、同ブランドの販売やマーケティングにおいて、新しい斬新なアイデアやメディア、サービスを持つスタートアップ企業と出会える場所を求める取り組みである。この取り組みによりデジタル分野でのアドバンテージを早く自社のものにするという狙いがある

スタートアップ企業にとっても自社のサービスの可能性の証明や実績を作る絶好の機会であると言える

PepsiCo10では以下の4つのカテゴリにおいてのべ10社をキャンペーンに採用する予定

・ソーシャルメディアマーケティングコミュニケーション

・モバイルマーケティング

・位置情報や店舗ベースの体験マーケティング

・デジタルのビデオとゲーム

それぞれのカテゴリで非常に興味深いスタートアップ企業がプレゼンを繰り広げた

詳細は以下のページで

ソース:Mashable 20 Startups Vie to Power PepsiCo’s Next Social Media Marketing Campaigns

ZaZu 目覚ましとともに必要な情報を届けてくれるアプリ

“ZaZu”は目覚ましのアラームとともに様々な情報を教えてくれるモバイルアプリケーション
アラームがなった後に、ニュースやその人のスケジュール、天気や交通情報を音声で伝えてくれる
また、興味に合った広告も挿入することができるようだ

ソース Mashable 20 Startups Vie to Power PepsiCo’s Next Social Media Marketing Campaigns

Groupon 個人情報や履歴に対応したパーソナライズドディールを開始

米国で格安情報を提供する”Groupon”が入力した個人情報や過去の利用履歴に対応した格安情報を提供するパーソナライズドディールのサービスを開始した

今までのGrouponは毎日1都市につき”1つのみ”の格安情報を提供してきたが、これからは自分の嗜好に合った格安情報をいくつか入手することが可能となる

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現状ではまだその精度は高くないが、入力情報を正確にしたりサービスを使っていくうちに、より自分にあった格安情報が入手できるだろう

今回のGrouponの路線変更は取り扱いの要望の多さと類似したサイトが乱立したときの対策だと述べている

今まではどうしても女性がサイトの人気を支えがちだったが、アイテム数が増えることにより男性層もふえるのではと期待している

ソース:Mashable Groupon Eyes Further Growth with Personalized Deals

Mazda 新車プロモーションでFacebookのブランデッドソーシャルゲーム

自動車メーカーの”Mazda”は北米での新車”Mazda2″のプロモーションの一貫としてFacebookでブランデッドソーシャルゲーム”DriverVille”を展開している

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DriverVille on Facebook

デジタル世代の注目を引きつけるために北米Mazdaはクリエイティブエージェンシーと共同でソーシャルゲームの開発に取り組んでいて、スタイリッシュかつエコフレンドリーで本格的な車というMazda2の市場でのポジションを確立しようとしている

ゲームの中ではZoom-Zoomのコピーで表されているような、コンパクトで効率的な車を楽しみながら感じてもらうことにフォーカスしている

DriverVilleではドライバーアバターがカスタマイズでき、仲間と協力して勝負に勝つと仮想の貨幣が獲得でき、ゲーム内のグッズを買うことができるなどソーシャルゲームの要素はほぼ取り入れられている。また、いくつかのミニゲームやクエストも用意されているようだ

Mazdaの北米マーケティング責任者は”DriverVilleは様々な人のドライバーアバターがふれあえる場所”だと述べて、”ゲーム内での運転を愛する人とのふれあいやMazda2のスタイリッシュでダイナミックな走りをソーシャルメディア共有してほしい”という

一つ気になるのは”ville”はZyngerがよく同社のゲームで使う言葉で、誤解とコピーライト問題が気になるところだ

とはいえ、ゲーム内でMazda2の特徴や走りを体験してもらうのはブランドと消費者との関わりを好転させるよい戦略ではないだろうか

ソース:Social Time Can Mazda’s DriverVille Facebook Game Improve Sales of the Mazda2?

SCVNGR ロケーションサービスに報酬プログラムを導入

ロケーションサービスを提供する”SCVNGR”はそのモバイルアプリケーションで画期的な報酬プログラムの提供を開始した

以前からSCVNGRはロケーションサービスにCheck-inだけでなく”Social  Check-in”や”写真撮影”などの様々なアクションをサービスに組み込みポイント化してきたが、今回はいくつかの店舗と共同で無料提供や割引といった報酬プログラムを開始している

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最も大きな参加クライアントはシューズストアーチェーンの”Journeys”で全米の店舗で$10の割引を提供している。$10の割引を得るためには、店舗内でお気に入りのスケーターシューズを写真に撮るなど6つのアクション/チャレンジをこなさなければならない

ビジネス側はポイントとそれに応じた報酬を決定し、顧客側はどの報酬を狙うかで応じたアクションを起こす

この取り組みはビジネス側にも顧客側にも親しみやすいプログラムと言えるかもしれない。顧客はゲームを楽しむかのようにブランドとのエンゲージメントをもちポイントをもらう、ビジネス側は結果的にソーシャルメディアマーケティングにつながり、またロイヤルカスタマーを得る。よく考えられたマッチングになっている

ポイントを獲得するためには、Check-in、Social Check-in、写真を投稿などのアクションをする必要がある

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このプログラムは米国時間の7/29の朝に開始されるが、初期は社数限定で無料で利用できるが、通常は年間$500〜$1,000の費用がかかる。ポイントや報酬の設定などは企業側で管理することとなる

8/15ボストンとフィラデルフィアでプログラムが開始される予定でその後、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨークといった都市に展開される

ソース:Mashable SCVNGR Launches Sophisticated Rewards Program

Facebook Q&Aサービス”Facebook Questions”をテスト公開

Facebookはいくつかのベータテスターのグループに向けて新機能”Facebook Questions”を公開した

Facebook QuestionsはOKwebや教えて!gooのようなQ&Aサービスと同じように、疑問に思ったことを投げかけると答えを知っている人がその質問に答えてくれる機能を提供している

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既存のQ&Aサービスとの違いは、そのサービスのサイトに行かなくても自分のFacebookホームページから疑問や質問を投げかけることができる。質問はFacebook Questionsのページに投げかけることもできるし、フレンドを選びポストすることもできる

Facebookによるとこのサービスはプロモーションするためのサービスではないので、ブランド関連のIDでは質問ができないという(回答は可能なようだ)。

一般公開の時期は未定だが、可能な限り早く公開をしたいと述べている

ソース:Mashable Facebook Questions Officially Launches