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ROI

ソーシャルメディアキャンペーンのROIの計算方法

moneygraphソーシャルメディアキャンペーンのROIを計測するためには少しばかりの数学の知識が必要になる。がっかりする人もいるだろうが、ソーシャルメディアに必要なのは数学、指標、マネタイズである

問題はほとんどの企業がソーシャルキャンペーンの価値を効果的に計測できていない。ある調査に対し47%の企業がキャンペーンの価値を計測できていない、ソーシャルメディアへの投資に対して得たものを判断できていないと答えている

もしあなたもそうであるならば、簡単な数学でROIを計測する方法があることを紹介したい

ダイレクトマーケティング協会によると、ダイレクトレスポンスキャンペーンでは$1の投資に対し、一般的には$10以上のリターンがあるという。長くつづく経験により、DMやサーチアド、TVやその他のトランザクションからその数値は割り出せる

しかし、ソーシャルメディアにおいてはその経験やデータがまだ十分ではない

ただし、キャンペーンのROIを計算する公式に加え、ソーシャルメディアを計測するカテゴリが存在する

■ソーシャルメディアを計測する3つのカテゴリ

ソーシャルメディアを計測する方法はたくさんあるが、効果指標は3つのカテゴリに分類される

– 量的な指標 データや数字中心の指標 このカテゴリにはたくさんの指標があるのでビジネスに影響があるキーとなる指標を選び、それ以外は考えないほうがよい。この指標にはユニークビジター、PV、フォロワー、デモグラフィック、訪問頻度、直帰率、滞在時間などのデータが含まれる

– 質的な指標 感情的な要素が含まれる指標 例えば、オンラインで自社の製品に対し75%の人が「cheap」と言い25%の人が「inexpensive」と話している。これはビジネスにインパクトを与える質的な指標になる。RapLeafやNielsen、Adobe Online Marketing Suiteなどいくつかのサービスは高度な質的分析の機能を提供している

– ROI指標 ソーシャルメディアでも最終的にはROIに続いている ビジネスにおいてはソーシャルメディアは単なるソーシャルメディアではなく、そこで利益を上げなくてはならない。eコマースでは見込み顧客の何%を顧客に変えることができたか、B2Bサイトでは見込みクライアントから契約に結びついたクライアントは何人かをトラックすることで、ROIをベースにしたキャンペーンの成否が判断できるようになる

■計算をしてみる

ソーシャルメディアでもっとも重要な公式はCustomer Lifetime Value(CLV)になる。簡単にいうと、Customer Lifetime Valueとはある顧客が一生のうちに企業・ブランドにもたらす売上の合計である

例えば、芝生を管理する会社があり、顧客は平均すると1月あたり$80使い、契約期間はだいたい3年だったとすると、その会社のCLVは $80 × 12ヶ月 × 3年 = $2,880となる

自社のCLVを知ることができれば、1人の顧客を獲得するためにいくら投資できるかを決定することができるようになる。いくら投資できるかはその会社のAllowable Cost Per Saleと呼ぶ。多くの人は顧客になる時点でCLVの10%を使ってくれるので、この例でいうとCLVの10%にあたる$288がこの会社のAllowable Cost Per Saleということになる

■Customer Lifetime Value(CLV)で考えてみる

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話をシンプルにするために、芝生管理会社が顧客を獲得するためにダイレクトメールだけを使ったと仮定しよう。芝生管理業界のダイレクトメールへの反応率は0.5%だとすると、1通のダイレクトメールにかけられるコストは$1.44になる。そして新たな顧客を獲得するために200通のダイレクトメールを送らなければならない。その数字は以下のようになる

– 送ったDM数:200

– 1通の印刷、郵便コスト:$1.44

– 200通の合計コスト:$288

– 反応率:0.5%

– 顧客獲得:200通送付 × 0.5%反応 = 1人の新顧客

$288ごとに芝管理会社は新規顧客を1人獲得する

話を一歩進めてみよう。もし大手の全国展開をする芝管理会社であったとすると、年間のダイレクトメールキャンペーンで$2.8millionを使うだろう。前述の計算式を使うと、毎年1万人の新規顧客を$2.8millionのダイレクトメールキャンペーによって獲得するだろう。(しかし、通常であれば毎年数千の顧客を失うことも覚えているだろうか、上の計算式のように単純にはいかない)

ここで、その会社のCEOがソーシャルメディアキャンペーンの有効性をテストをしてみたいと仮定する。そのテストをするためにあなたはダイレクトメールキャンペーンの予算$2.8millionの10%を削り、ソーシャルメディアキャンペーンに使うとする。そうすると、ダイレクトメールで獲得するはずの1,000人をソーシャルメディアで獲得しなければならないと考える

この1,000人の顧客が起点の数字になる。あなたはダイレクトメールの経験から計算式を知っているので、ソーシャルメディアでのキャンペーンにも成功を収めるためにこの数式を当てはめて理解しようとするかもしれない

ともかく、年間1000人の新規顧客を獲得するために、ソーシャルメディアキャンペーンの立ち上げと運営に$288,000の予算をもっているということになる

■何をすべきか

Facebookページが必要だろう、問題はない。Twitterにページ欲しい、これも問題ない。YouTubeでビデオを公開したい、少し難しいが大きな問題ではない

顧客が求め始めている状況から、モバイルアプリケーションが欲しいだろう。そして、見込みと新規の顧客のために芝生をケアするノウハウを掲載したニュースレターを始めたいと思うかもしれない。(著者はeメールマーケティングもソーシャルメディアツールだと考えている)

しかしながらキャンペーンで最も重要なパーツは見込み顧客を獲得し、その見込み顧客を既存顧客に変えるランディングページである。そのランディングページはソーシャルメディアキャンペーンに連携した形で作られなくてはならなく、Google Analytics、Eloqua、Adobe Online Marketing Suiteといったトラフィックやコンバージョンをトラッキングするツールを導入する必要がある

重要なポイントは、Facebook、Twitter、YouTube、モバイルアプリ、eメールマーケティングなどのソーシャルメディアプログラムのすべてがランディングページに人を集客し、既存顧客を作り出すことになる

これだけの取り組みをすると$288,000の予算はあっという間になくなることは容易に想像できるかもしれない。しかし、これだけのボリュームのキャンペーンを実施すれば毎年1000人の顧客を獲得できるだろうという想像はとても現実味をおびているのも事実だ。もしかすると1,100あるいは1,200人の顧客を獲得することも可能かもしれない

1001人以上の新規顧客を獲得すれば、CEOに対してソーシャルメディアへの投資は有効であるというのが証明できるであろう

ビジネスピープルにとってソシャルメディアは社交的になるためだけのものではなく、ソーシャルメディアを使いビジネスを成長させなければならない。もしあなたがここで紹介したような取り組みをすれば、ROIベースでソーシャルメディアの価値を測ることができるだろう

ソース:Mashable HOW TO: Calculate the ROI of Your Social Media Campaign

Customer Lifetime Value

Facebook Adの効果を改善するための4つの手法

Facebookの普及率が高い欧米ではターゲットオーディエンスにリーチする手段としてFacebookでの広告はとても重要だろう。しかし、年齢や興味、職業、地域などの項目でターゲティングやパフォーマンスを評価できるFacebook Adに関する特定の情報はなかなか見つけられない

Facebook Adは比較的新しく、広告主にとってもまだ効果を試しながら使い始めた段階で、サーチアドやディスプレイ広告で経験が豊かなデジタルマーケティングの専門家でも現時点ではFacebookでの効果的な広告手法を見つけ出そうとしているところだ

Facebookユーザーに広告を認識してもらうために、Facebookでの行動のなかでワークする広告に仕立て上げる必要がある。Facebookユーザーは他のどのサイトと比べてもそのソーシャルネットワーク上で膨大な時間を費やす。しかしながら、フレンドとの交流や情報共有、好きな活動への参加などには多くの時間を費やすが、プロダクトやサービスを探すという行為はあまり行なわれない。それが故に広告写真を慎重に選ぶこと、アクションの呼びかけに気をつかうこと、ユーザーに応じてメッセージを微調整することはFacebookでの成功をおさめるためには重要になってくる

ここではターゲティングや広告のパフォーマンスのレベルを上げるための手法をいくつか紹介してみよう

1. ユーザーの行動を考慮する

多くのマーケターはサーチアドのようにFacebookから直接自社サイトに遷移させようとする。なかには効果が出るものもあるだろうが、Facebookユーザー用にプランをカスタマイズした方が一般的にはより良い結果をもたらすことが多い。Facebookのカスタムページやアプリケーションを使いユーザーをFacebookに留めておくことは更なるブラウジング行動を引き出し、結果としては直接的な誘導率は低くなる。しかし、Facebookファンページの一部分であるカスタムページでは製品やサービスに対するユーザーの”Like”を獲得しやすくすることも可能で、ファンになったユーザーをその後のセール情報やイベント情報といったステータス更新ごとに何度もサイトへ誘導する機会を得られることになるというのが典型的な考え方だろう

一方、Facebookアプリはマーケターによりユーザーのコントロールをもたらす。ユーザープロフィールから詳細なデモグラフィック情報を収集することも可能になる

もし課題が自社サイトへの誘導ということならば、そのサイトをソーシャルIDが使えるページにすることを検討したほうが良いかもしれない。製品情報だけではなく、LikeやShareボタンを設置したり、ビデオやレビューのようなユーザーが作るコンテンツを掲載した方がFacebookユーザーには馴染みやすいだろう

2. ターゲットを広げるためRoot Analysisを使う

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Facebookユーザーは好きなものや興味などの項目でリストアップをすることができるので、一般的なキーワードターゲティングよりも多様で、潜在的な顧客すべてをターゲットにするためにはこれらの項目や使い方を少し学ぶ必要があるだろう。例えば、ターゲティングの「好きなものと趣味・関心」のパラメーターに”camping”と設定すると、プロフィールに”camping with family”や”camping in California”と書いているユーザーに広告は届かない

Facebookで趣味趣向を軸により多くの人にリーチしたい、顧客を獲得したいと考えたとき”Root analysis”は役に立つ手法だ。シンプルに基となるキーワードからスタートし、関連する興味分野を広げていく方法。Facebookの”好きなものと趣味・関心”でのターゲティングセッティングでは基本のキーワードに推薦されるサブキーワードは吟味して選び、潜在顧客へのリーチを想定しプランを考えた方がよい

3. 配信をセグメントする

Facebookにはユーザーが5億人もいるので、広告を届けたいターゲットユーザーは山ほどいるだろう。しかし、すべてのユーザーが同じだと考えるのは危険だ。様々なセグメントのオーディエンスの価値を理解し、その価値に合わせて広告を調整することはFacebookでの費用対効果を最適にしてくれるだろう

年齢や地域、性別などでオーディエンスを分類すると、どのセグメントが自分のブランドにとってより価値があるのかを知ることができる。分類したセグメントのパフォーマンスを計測し、Facebookでの広告キャンペーンのROIの改善を可能にすることは重要なポイントとなる

4. 広告を無視されないように

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多くの人は友達と交流したり、写真を共有したり、ゲームで遊ぶためにFacebookを使うのであって、製品やサービスを探すためという人はごくわずかだろう。広告は人々の注意をつかみ取らなければならない。Facebookユーザーは一度に多くの情報を表示されるので、一般的には画像と文字をクイックスキャンする。ここで広告を無視されないクリエイティブの調整方法、そしてクリックの確率を上げる手法がある。最も成功する広告はカラフルで人を引きつける画像と、広告に関連した魅力的な提案がなされている広告になる。Facebookのインターフェイスの青と白に対照となるオレンジや黄色といった色で写真にボーダーを加えるなどの方法はユーザーの注意を引きつけるシンプルな方法だろう

早い段階で何回かクリエイティブのテストを忘れなければ、効果は驚くほど上がるだろう。最もクリックされる広告が必ずしも見栄えがいい広告というわけではないが、やはりクリックされる広告はだいたいページの中で目立っている。そして広告は同じユーザーに何度か表示されるので、広告がクリックされる可能性は長くは続かない。広告の画像やメッセージを新しく保つことや、いくつかのクリエイティブをローテーションさせることもCTR(クリックスルーレート)を上げるためには役立つはずだ

いくつかの方法を紹介したがもちろんTipsはこれだけではない。自分なりのアイデアを試すことで、FacebookでのキャンペーンのROIを向上させる方法を見付けることができれば、マーケターにとっては大きな財産になるはずである

ソース:Mashable 4 Ways to Improve Ad Performance on Facebook

ソーシャルメディアでの情報共有活動の価値はいくらなのか?[事例]

イベントのチケットをネットで販売している人気のチケッティングサイト”Eventbrite“は自社のソーシャルメディア分析ツールを使い、Facebookの”シェア”やTwitterの”tweet”、その他ソーシャルメディア上での情報共有活動がチケットの購入活動へどのような影響を与えるのかを分析している

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集計された直近の12週間のデータを参照すると、Eventbriteではチケットのセールスにおいてソーシャルメディアでのシェアされた”ひとつひとつの情報”は$1.78の価値があるという結果を導きだしている。その中でもFacebookの”シェア”はもっとも有力な効果をもたらしているという。この結果を受け、Eventbriteは情報共有活動で構成されているトランザクションをもつ”ソーシャルコマース”がこれからの大きなトレンドになると信じているようだ

分析されたデータをブレイクダウンしてみると、Facebookのシェアは$2.52の価値があり、Twitterでの共有は$0.43、Linkedinでの共有は$0.90、eメールでの共有は$2.34の価値があるとしている。FacebookのシェアはTwitterやLinkedinと比べるとかなり価値が高いということが読み取れる

参照元/リファラーでは、Googleを抜き現在ではFacebookがもっとも大きなトラフィック元になっていて、ひとつのシェアから平均で11人ものビジターをEventbrite.comに誘導しているという

このデータはひとつのチケット販売ビジネスから導きだされたものであり、すべてのビジネスにあてはまるかといえばそうではないだろうが、オンラインコマースを伴ったWebサービスはこのFacebookや、Twitter、Linkedin、eメールを連携させた非常にシンプルであるがソーシャルインテグレーションの事例に学ぶところはあるかもしれない

Eventbrite Facebookファンページ http://www.facebook.com/Eventbrite

ソース:Mashable How Much Are Social Media Shares Worth? [STUDY]

2010年最もバイラルされたブランド[インフォグラフ]

米国の”Viral Ad Network”が作成した2010年これまでのバイラル度を総括したインフォグラフ

最も口コミされたブランドをビデオ、Facebook、Twitterごとの分析しランキングを公開している

ソース:Viral Ad Network BLOG Most viral brands of 2010

KIA SOUL YouTubeチャンネルのビデオコンテストプロモーション

韓国の自動車メーカーKIAの”SOUL”のYouTubeのコンテスト型プロモーションがファイナルラウンドに近づいている

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KIA SOUL YouTubeチャンネル

7月から開催されている‘Who’s Next?’ YouTube talent searchキャンペーンは、“how they roll.”をテーマにビデオ作品を一般から募集し、YouTubeセレブが10作品まで絞り込んだ後、ユーザーの投票により4作品が候補として残っている状況、ファイナリスト2作品を決めるための投票を呼びかけている

現在のCMを含むチャンネルの動画再生数の合計は942,000回、チャンネル登録者は1393人、コメントは849となっている。いわゆるビックブランドではないKIA SOULのこのエンゲージメント量をどう見るかだろうか

ソース:Social Times Final Voting Round For Kia’s ‘Who’s Next?’ YouTube Contest Opens Today

Sprout Social 複数のソーシャルメディアを管理するツール

“Sprout Social”は複数のソーシャルメディアを同時にモニターし、効率的に消費者とエンゲージメントできるソーシャルメディア管理ツール

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Sprout Social http://sproutsocial.com/

Sprout Socialは小規模のジネスや代理店、ブランド向けにデザインされていて、ひとつのダッシュボードでFacebookやTwitterなど複数のリレーションが管理できるようになっている

ソーシャルメディア上でのプレゼンスを上げることはビジネス上での大きな課題となっているが、どうマネージメントしていくかもひとつの課題といえる

この様な管理ツールは”Involver“や”Vitrue“など大企業向けのハイレベルのアプローチを実現するものから、”HootSuite“のような個人レベルからアプローチしているものまで多くの企業が提供を始めている

Sprout Socialは月額$9.99/$49.99という価格的な面や、機能的な面からもバランスのよい管理ツールではないだろうか

月額$9.99のプランでは、Facebook、Twitter、Linkedinをモニターし、ポストすることができ、月額$49.99のプランでは、3メディアに加えてFoursquareとYelpがモニター・ポストすることができ、ジオ・ターゲティングの管理も可能になってくる

30日間のトライアルが提供されているので、試してみてはいかがだろうか

Sprout Social v1 from Justyn Howard on Vimeo.

ソース:Mashable Better Manage Your Small Business’s Social Media Presence [APPS]

Sprout SocialSprout Social

ある開発会社の”iAd for Developers”の効果検証

米国のモバイルアプリ開発会社”Cross Forward Consulting”は自社のアプリケーションのプロモーションに”iAd for Developers”を活用しており、その効果をblogで検証している

プロモーションの対象となったアプリケーションは、クラシック系のオーディオブックでこれまでに160万ダウンロードを獲得しブック系チャート常連の人気アプリであるが、新規ユーザーへのリーチをもとめiAd for Developersを利用したようだ

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クリエイティブではグラフィック的な要素よりも、最低限必要な情報を文字で伝えるという意図から非常にシンプルなバナーになっている

6日間掲載した結果、クリックやCTR、CPAなどの効果指標は以下の通り

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クリエイティブやその時の状況により効果は変わってくるので一概には言えないが、$0.99のアプリを売るために$15近くコストがかかってしまっている

iAd for Developersは通常よりも費用が安く設定されているが、一時の効果バブルは落ち着きを取り戻しているので、利用する際はメディア選定も含めてもう少しさまざまな面での工夫が必要というのは言わずもがなのようだ

ちなみに同社は”AdMob”も比較の対象として利用している

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こちらは約倍の効果が出ているようだ

ソース:Cross Forward Consulting Blog iAd for Developers

Cross Forward Consulting

Check-inサービスはなぜGrouponに勝てないのか?

海外進出や一日の売上記録など快進撃というべき活躍をするクーポン共同購入サービス”Groupon”だが、この活躍によりFoursquareなどのロケーションベースのCheck-inサービスとの違いが明らかになってきた。なぜこんなにもクーポンサービスが先行し成果を上げているのかを考えてみる

groupon

考えられる理由は

・クーポンサービスは誰でも利用できる

・アプリケーションなどの必要がない

・プライバシー問題にほとんど抵触しない

・お店側は実際の来店を見込める

・クーポンサービスはダイレクトに売上に貢献する

一方Check-inプロモーションは売上に結びつけるのは難しい

といったことが上げられる

スマートフォンのユーザーはかなり増えてきたがまだまだ利用者が制限される点や、売上への直接的な貢献にもう1つハードルがある点で、現時点ではチェックインサービスに水を開けているといえるかもしれない

ただし、それぞれの役割が違うと考えると話は前に進むのではないだろうか

クーポンサービスは新規顧客の獲得のツールとして、サービスやお店の利用体験者を増やす目的で利用し、チェックインサービスはスペシャルバッジや特典を提供するツールとして、その後のロイヤルカスタマーの育成と考えるとそれぞれに使い道はあるのではないだろうか

また、近くを歩いている潜在顧客を誘導するという機会の創出は圧倒的にロケーションベースサービスが強い点でそれぞれの使い方を分けることによってマーケティングはもっとスムーズになるかもしれない

ソース:CenterNetworks Groupon Teaches You Why Coupons Are Better Than Checkins For Deals

Raven Facebook InsightsとGoogle Analyticsを統合するキャンペーン管理ツール

“Raven”はFacebookのファンページ管理ツール”Insights”とサイト分析ツール”Google Analytics”を統合し、ソーシャルメディアキャンペーンを管理分析するツール

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このRavenは複数のFacebookファンページを管理し分析ができ、効果的なファンとのエンゲージメントの支援をはたす。またGoogle Analyticsとのデータ統合することによりFacebook Insightsの分析だけでなく、Facebookファンページから自社のサイトへのトラフィックの流れも把握できるようになる

また、Ravenは

・ Facebook Insights と Google Analytics のデータを使いカスタムのレポートを作成

・効果的にアップデートをスケジュール

・レポートページへのクライアントのアクセスの許可

などの特徴も持っているのでブランドのマーケターだけでなく、複数のソーシャルメディアキャンペーンを管理しなければいけない広告代理店にとっとも使いやすいツールになっている

このツールの利用料金は以下の通り

・Pro Account – $99/month 企業のマーケター向け 利用人数1人

・Agency Account – $299/month 広告代理店向け

・Enterprise Account – $1499/month 広告代理店向け トラフィックが多い案件用

Raven Internet Marketing Tools http://raventools.com/

ソース:Social Times Raven Tool Combines Facebook Insights with Google Analytics

Raven Internet Marketing Tools

Wieden+Kennedy Old Spice Guyキャンペーンのケーススタディビデオ

広告代理店の”Wieden + Kennedy”は全米で話題となった”Old Spice Guy”キャンペーンのケーススタディを統計数字とともにビデオで公開している

このビデオによると

・最初のYouTubeに上げられたビデオは24時間で590万viewを獲得

・2日目に8本のビデオをYouTubeにアップ

・3日目には2000万viewを達成

・1週間後には4000万viewに到達

・その結果、Twitterのフォロワーは2700%増、Facebookファンのアクティビティは800%増、OldSpice.comのビジターは300%アップ

・YouTubeで最も視聴されたNo.1ブランドチャンネルに

・このキャンペーンでOld Spiceブランドが生み出したインプレッションの合計は14億インプレッションに

・Old Spice Body Washの売上も、月を追うごとに増加し最終的には107%増を記録。同カテゴリのNo.1ブランドに

ここまでの記録的な数字をみると世界で最も成功したネットキャンペーンと言えるだろう

このキャンペーンはまず女性をターゲットにしたのが注目すべき点の1つかもしれない。女性からボディウォッシュの話題を男性に持ちかけるようバイラルビデオを制作し、カップルで見るTVショーを媒体に選択することで最初のバイラルの火種を作ったことがこのオンラインキャンペーンの大成功に繋がっている

事実カップルの間でかわされるボディウォッシュの話題の75%を獲得していることからも、W+Kのキャンペーン設計の巧みさも後押ししている成功事例と言える

ソース:Ad Freak Old Spice’s agency flexes its bulging stats

Social Times Old Spice Response Campaign Was More Popular Than Obama