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AmazonとFacebook レコメンデーションで技術協力

AmazonとFacebookはレコメンデーションの分野で技術協力を開始している

この技術協力によりAmazonユーザーはAmazonのサービスサイトでFacebookの興味やアクティビティに紐づいたレコメンデーションを受けられると同時に、Facebookフレンドのプロフィール情報と”Wish List”を閲覧することができる

これにより自分の欲しいものを知ってもらったり、フレンドの趣味嗜好を知ることができる。また誕生日も同時に知らせてくれるのでフレンドのプレゼントを検討するには非常に役に立つ情報だ

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もちろんFacebook側のプライバシー設定が非公開になっている人の情報は見ることができないし、Amazonは購入情報やプライバシーに関しては一切Facebookとは共有しない、そしてその人のFacebookフレンドを追いかけたり、情報を記録することはしないと説明している

ソース:Mashable Amazon + Facebook = A Perfect Storm of Recommendations

Old Spice バイラルビデオキャンペーンで売上が倍増

男性用化粧品メーカー”Old Spice”がOld Spice Guyキャンペーンのおかげで売り上げを2倍にのばしている

YouTubeチャンネルでのバイラルビデオキャンペーンやTwitterでの面白レスポンスキャンペーンが功を奏している形だ

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Old Spice Guy のバイラルビデオは数千万の視聴回数を達成し、オバマ大統領の勝利演説やスーザンボイルのビデオよりも早いペースで視聴回数が延びていて、現在ではビデオ視聴したひとは1千万人に届いている

キャンペーンはシンプルなTV CMから始まり、YouTubeのバイラルビデオ、Twitterのフォローと順に展開していき、Twitterのフォロワーは95,000を超えている

売り上げ増107%を達成したのは先月6月のことで、現在は55%増まで下がってきていると伝えられている

Old Spice Guy のバイラルビデオキャンペーンとの時期が合致していることから、シンプルにキャンペーンの効果と結びつけらる

ソース:Mashable Old Spice Sales Double With YouTube Campaign

CardStar 顧客ロイヤリティを上げるためFoursquareと連携

モバイルアプリケーションを使いショップにメンバーカードやポイントプラグラム機能を提供している”CardStar”が”Foursquare”と連携しアプリケーションにCheck-in機能のサポートをはじめた

これで顧客はお店の退出時にメンバーカードアプリをスキャンすると、同時にFoursquareのCheck-inが完了することになる

cardstar-foursquare

Check-in機能の統合の基本的なアイデアはユーザーの煩わしさを軽減することにあるが、お店と顧客のエンゲージメントを促進できないかとの希望も含まれている。既にポイント制度は導入されているが、なにかもっと密接なモバイル体験の次の手法を提供したいと語っている

引き続き両社はロケーションシェアリングやカスタマーへの還元、ソーシャル機能の拡充などを検討し、ロイヤリティプログラムを開発していくと述べている

FoursquareはこのほかにもAnn TaylorDomino’s UK などのプロモーションでも利用されている

ソース:Mashable Foursquare Checkins Now Part of Customer Loyalty App for iPhone

Bump 間単にコンタクト情報や予定が交換できるアプリ

ほかのユーザーと簡単に情報交換ができるアプリ”Bump”のver2.0 iPhone版がリリースされた

このアプリケーションはbumpモーションでFacebookやTwitter、Linkedinのコンタクト情報やメッセージを送る機能がある。1度bumpモーションでそれぞれを接続すると同じカテゴリでは何度もモーションをする必要はない。全バージョンと同じく無料で提供されている

このBump2.0では自分が提供したいビジネス情報やパーソナル情報、写真などをカスタマイズすることができ、ビデオのようにカレンダーを比較し、ミーティングを設定することも可能だ

Bump2.0はiPhone用だが、BumpはAndroid版もあり相互のプラットフォームでやり取りもできる

ビジネスミーティングなどあまりゆっくり話す時間がない時には絶大な効果を発揮しそうなアプリ

ソース:Mashable Now You Can Bump iPhones to Connect on Facebook, Twitter and LinkedIn

Levi’sはどのようにアメリカのバイラルビデオにスポンサーしたか

今ネットで話題になっているバイラルビデオ”Guy Walks Across America”でリーバイスはどのようなスポンサーをしたのか

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このある男が歩いてアメリカを横断するビデオがいま全米で話題になっているが、特にスポンサーロールらしきものは入っていない。ただし、所々でLivi’sのバックポケットがアップで写されることからLivi’sのプロモーションではないかとの噂があがっている

AdFreakの記者が制作会社にその疑問を投げかけたところ、それはどっちとも言えないというなんともぼやけた返事だったようだ

企画自体をLivi’sに持ち込んだのだがスポンサードの具体的な金額は伝えなかった。ただアメリカの開拓者精神を表現するすばらしい企画に賛同しLivi’sはガソリンと食べ物と必要な機材などの物資と、もちろんクルー全員のための”501″を提供したようだ

これが商業用の作品かは議論が分かれそうなところだが、AdFreakの記者はすばらしいアートワークではないかと結論づけている

ソース:AdFreak How Levi’s sponsored ‘America’ viral video

AXE Facebookファンページでタブをフル活用

男性用化粧品メーカー”AXE”はデジタル広告分野において常にチャレンジを続けるブランドの一つであるが、消費者とのリレーションや参加を主眼においた取り組みでFacebookのファンページを活用している

AXE_Facebook_Fanpage

この朝用シャワージェルやシャンプー&スタイリングジェルなどの商品別やキャンペーン別のスペシャルコンテンツをコンテンツごとの”タブ”を設置することでファンページに統合している

掲示板にはファンが自由に書き込みができるようになっていて、ソーシャルグラフを通しAXEブランドに対する口コミが広がるようになっている

ソース:iMEDIA CONNECTION 5 fantastic campaigns where digital came first

Columbia Pictures 新作映画のプロモーションにロケーションサービスを利用

“Columbia Pictures”は新作映画”Eat Pray Love”のプロモーションにロケーションサービスの”SCVNGR”を活用している

ジュリアロバーツが主演をつとめるEat Pray Loveは自分探しが題材となっている映画で、イタリアで食に目覚め、インドで”祈り”を悟り、バリで”愛”をしる旅行を描いている

SCVNGRのiPhoneとAndroidアプリで実施されているプロモーションは全米の26都市を対象に実施されており、自分の身の回りの”食”や”祈り””愛”に関する”お題”に対し位置情報とあわせて答えや写真をレポートすることでポイントや映画専用のバッジを獲得していくものとなっている

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この様なロケーションサービスを活用したプロモーションはここ最近数多く行われているが、非常に効果的なアプローチのように思われる

中でもSCVNGRは”Social Check-in”など積極的に新しい手法やユニークな企画に取り組んでいる。どちらかというとゲームにソーシャルメディアの要素を取り込んでいると言った方がよいかもしれない

ロケーションサービスには顧客とのリレーションを築く多くのチャンスと機会が含まれているはずである

映画や本などのコンテンツはロケーションは物語を膨らませる大きな意味を持っている。また、ディスカウントのチケットやスペシャルアイテム、訪問者限定の未公開コンテンツなどのインセンティブの提供することでその可能性はさらに大きくなるはずである

ソース:Mashable Go On Your Own “Eat Pray Love” Journey With SCVNGR

$2で映画プロデューサーになる方法

独立系の映画会社が資金調達や作品のプロモーションのためにソーシャルメディアを活用するケースが増えてきている

カナダの独立系映画会社”Animal Mother Films”は作品”With Glowing Hearts”の2010秋の公開予定に向けて$10,000の資金調達に挑戦している

With Glowing Hearts site

With Glowing Heartsは2010年のバンクーバーオリンピックの報道とバンクーバー周辺の貧しい地区のドキュメント映画で、ソーシャルメディアがオリンピックをきっかけにその報道陣と貧しい地区の人々の心や住宅問題にどれだけの希望やインパクトを与えたかを伝える映画だ。オリンピック開催までの2年間の何百時間のフィルムを編集し作られている

With Glowing Heartsのウェブサイトではこの映画のプロデューサーになるためのいくつかの方法を提示している

・$2以上の寄付

・Twitterやblogでの作品の紹介(1週間に1人抽選)

・DVDを事前に予約する

これらのアクションを取ることで映画プロデューサーとしてエンドロールにクレジットされる権利を得る

寄付については必ずクレジットされることが約束されているが、寄付の金額によってクレジットの大きさが変わるようだ

ほかの映画ではThe Tunnelもクラウドファンドに挑戦している

今回のWith Glowing Heartsの取り組みに関しては、$10,000と金額も小さくプロモーションの部分が大きな意味合いを持っているように思えるが、いずれは大きな金額を集める時期がくるかもしれない

ソース:Social Times Wanna be a Movie Producer? For Just $2, You Can

iPhone vs Android ユーザー調査

米国のアドネットワーク”Chitika”の参加80,000サイトのインプレッションベースの調査によるiPhoneとAndroidのユーザー実態調査が公表されている

iOSのトラフィックシェアは55%、Androidは約18%

Androidはスタートしてまだ2年ということを考えると急速に成長していると言える

iOS利用者のうち、50.1%がiOS3.x、49.9%がiOS4.x となっている

iOS4.xは1ヶ月前にリリースされたばかりと考えると移行はスムーズと言えるかもしれない

Android利用者のOSバージョンは、Android2.1がトップで約65%、Android1.6が約15%、Android1.5が約15%、Android2.2が約5%と続いている

ソース:Mashable Android Versus iPhone: The OSes By the Numbers [STATS]

FarmVille 3億クレジットも利用されたブランドアイテム

以前紹介したFarmVilleと”Cascadian Farm”のプロモーションで紹介したブランドアイテムが3億1000万クレジットも購入されたと伝えられている

提供されたブランドアイテムはCascadian Farmの”オーガニックブルーベリー”で、1回の購入で20クレジットかかるので、のべ1500万回以上ユーザーによって栽培・販売・購買されたことになる

Cascadian Farmはリアル世界で質の高いオーガニックフードメーカーとして知られているが、一躍FarmVille Marketで初のブランドフードメーカーとなった

また、ゲーム内でCascadian Farmの農夫として働いていた“Farmer Joe”も5000以上のフレンド申請を受けている

この7/19に始まり7/26に終了するゲーム内プロダクトプレイスメントはリアル世界でのブランディングにも大きな影響を与えうるに十分な規模で成功のうちに終わりそうであるが、実際の需要にはどの様に反映されるかは大いに興味のあるところである

ソース:Mashable FarmVille Users Plant 310 Million Virtual Organic Blueberries