広告モデルでビジネスを展開しているTwitterだが、同社の新たにスモールビジネスをターゲットにしたプランが発表されている
ニューヨークタイムス紙に掲載された記事によると、新CEOであるディック・コステロ氏はローカルビジネスに向け、地域をベースにした配信が可能でセルフバイイングできる広告プランを来年にもスタートさせるだろうと話していると伝えている
スモールビジネス向けのセルフサービスモデルはかなり前から想定されていたことで、それほど驚くべきことでもないが、その可能性はTwitterの成長にとって非常に興味深く大切な話だ
Twitterはロケーションベースの広告を提供するための足がかりとして最も大きなプラットフォームとしては自社がリリースしているモバイルアプリがある。また、ローカルマーケットをターゲットにするのであれば、Promoted Accountも理にかなったメニューになるだろう。どの様な組み合わせを実現するのかは非常に興味深いところだ。HootSuiteやTweetDeckのようなサードパーティアプリと連携することでほぼすべてのTwitterユーザーにリーチすることができる
ニューヨークタイムス紙では、ローカルビジネスにとっては広告を配信するために、特定の都市で多くのレストランをフォローしている誰かをさがす手がかりとして利用できるのではないかということを示唆しており、同社が現在ビッグブランドに提供している広告とは違った一種のアルゴリズムアプローチが実現するはずだ
Promoted Tweetではビッグブランドが1千万円近く広告費を投下していると伝えられている一方で、セルフサービスモデルは既にビジネスにTwitterを使っている数万の企業やショップに開放される。GoogleやFacebookに近い形のアプローチになるが、同社に取っては更なる大きな収入源になるだろう
ソース:Mashable Twitter Prepping Ad Product for Small Businesses