Social Media Surf Rotating Header Image

8月, 2010:

BEST BUY ロケーションベースアプリを使いポイントシステム統合

米国の家電量販店”BEST BUY”は257店舗でロケーションベースサービスの”Shopkick”と連携しデジタルロイヤリティプログラムを導入する

shopkick

ShopkickはiPhoneとAndroidでオートチェックイン機能を提供するロケーションベースサービスのモバイルアプリだが、このkickbucksのバーチャル貨幣をつかいCheck-inに対する報酬を提供し、報酬をためるとBEST BUYの商品ポイントに交換することができる

これによりShopkickがBEST BUYのポイントシステムを統合することになる

Shopkickのオートチェックインは専用のスピーカーが店内に耳に聞こえない音をシグナルとして発信している。このシグナルには店舗コードが含まれていて確実なオートチェックインを実現している

Shopkickはこの他、百貨店のMacy’sや370のショッピングセンターをもつSimon Property Groupなどと提携をすすめており、今後このポイントプログラムは大きく普及していくかもしれない

ソース:Mashable Best Buy Launches Shopkick Automatic Checkins and Rewards at 257 Stores

マルチサインインと情報のシェア活動における利用状況 – 統計

ソーシャルWebプラットフォームのユザーマネージメントシステムを提供する”janrain“がサインインとシェア行動についてレポートをリリースしている

25万のサイトに”サードパーティ-サインイン”のオプションを提供しているjanrainのそのレポートによると、最も使われているアカウントはGoogleアカウントでシェアは38%だった

janrain-research

続いてFacebookアカウントが24%、Yahoo!アカウントは14%、Twitterアカウントは5%と健闘している

ただ、カテゴリ別に見てみるとFacebookの活躍が目立つ

雑誌出版社のWebサイトではFacebookアカウントが57%と独占

janrain-magazines

音楽系のWebサイトではFacebookアカウントが55%と飛び抜けている

janrain-music

この他、ニュースサイトはYahoo!が34%とトップとなっている

情報の共有/シェア活動についてはFacebookが53%とトップで、Twitterが37%と迫っている

janrain-sharing

ソース:Mashable How People Are Signing In Across the Web [STATS]

GAP FoursquareのCheck-inで25%ディスカウントキャンペーン

アパレルメーカーのGAPは1日限定でソーシャルメディアと連動したディスカウントキャンペーンを実施した(キャンペーンは2010年8/14に開催された)

foursquare-gap-checkin

このキャンペーンは同社の“The BlackMagic Event”というイベントの一貫に行われ、Facebook、Twitter、Foursquareがメディアとして利用された

Facebookユーザーはクーポンをプリントアウトをしなければならず、Twitterユーザーはディスカウントコードを事前に取得する必要があり少々手間がかかってしまうが、Foursquareはその場でCheck-inをするだけ、それぞれのユーザーにすべての商品を対象に25%のディスカウントが提供された

まだまだロケーションサービスのユーザーは少ないが、Check-inを使いこの手のプロセスを簡単にするという目的にはAnn Taylorの事例ドミノピザの事例をみると優位性があるように思う

ソース:Mashable Gap Offers 25% Discount for Foursquare Checkins

GroupTabs 位置情報とクーポンを連携させたサービス

GroupTabs“はFoursquareなどのロケーションサービスとGrouponのようなグループバイイングサービスをミックスして提供しているスタートアップしたばかりのサービスだ

grouptabs

まだスタートしたばかりのサービスなのでこのサービスを利用・提供しているお店はないが、なかなか面白そうな仕組みになっている

あるお店で、ある決められた時間に、一定人数がCheck-inするとCheck-inしたユーザーに対しスペシャルメニューが提供されるという仕組みになっている

時間や必要なCheck-in数、スペシャルメニューなどはお店側が設定できるが、例えばレストランなどで20人以上Check-inがあった場合はドリンクや特定のコースを半額で提供したりということが可能になる。これにより魅力的なメニューをクーポン対象にすることによりある一定数の集客を見込むことができる可能性がもてることになる

このサービスを利用するにはGroupTabsのID取得とGPSを取得できるスマートフォン、TwitterかFoursquare、Facebookなどのアカウント連携が必要になる

ソース:Mashable Foursquare + Groupon = “It” Startup GroupTabs

Booshaka! Facebookのトレンドをリアルタイムで検索するサーチエンジン

“Booshaka!”はFacebookをリアルタイムで検索できるサーチエンジンで、5億人のFacebookユーザーを通して世界では何がトレンドとなっているのかを知ることができるトレンド計測ツールにもなっている

booshaka-facebook-search

booshaka! http://www.booshaka.com/

キーワードを入力すると、キーワードを含む最新のパブリック公開されているポストを表示してくれる

また、ニュースやスポーツ、テレビ、映画、ファッションなどのカテゴリが設定されていて、今Facebookではそれぞれのカテゴリやそのサブカテゴリで何が話題になっているのかも知ることができる

話題のトレンドを計測する指標としては、Like数、コメント数、口コミ率(独自指標)、新しさが加味され、より盛り上がっているものが上位表示されるようになっている

ソース:Mashable Find Out What’s Trending on Facebook

Facebook iOS開発ツールにOpen Graph機能を追加

Facebookは同社が提供しているOpen Graph APIへのアクセスを容易にする機能を”iOS Developer Toolkit”に追加している

これにより、iPhoneやiPad、iPod touchのアプリケーション開発者は、Likeボタンなどの設置などをとおし簡単にFacebookのソーシャルグラフを利用するアプリケーションが開発できる

新しい開発ツールはFacebook OAuth 2.0によるサポートが追加されている

iOS Developer Toolkitはgithubで無償配布されている

ios-dev-tool

http://github.com/facebook/facebook-ios-sdk

ソース:Mashable Facebook Adds the Open Graph to iOS Developer Toolkit

Weeplaces FoursquareのCheck-in記録をビジュアル化してくれるアプリ

昨年の後半に”Foursquare”がAPIを公開してから、実に多くのアプリケーションがその地域データーを活用しているが、Weeplacesは全く別レベルでFoursquareのデータを活用している

foursquare-weeplaces

このアプリはWeeplacesにFoursquareのIDでログインすると、自分のすべてのチェックインを地域データとともにグレースケールのマップにプロットしてくれるビジュアル化アプリ

このアプリのもう1つの特徴はタイムライン機能で、一番最初にCheck-inした場所から最も最近にCheck-inした場所までのポイントのプロットが終わると、Check-inした順番にポイント間を黄色のラインが走っていく

自分自身のマップを作ってみると、自分の行動パターンや習慣がみえてきてなかなかおもしろいと思う

Weeplaces http://weeplaces.com/foursquare/

ソース:Mashable HOW TO: Visualize All Your Foursquare Check-ins

Facebook ロケーションサービス開始間近か

米CNETのレポートによると、Facebookのロケーションサービスの開始が数週間以内にはじまるだろうと伝えている

mark-zuckerberg-facebook-location-servise

サービスに関する詳細は伝えられていないが、現存するロケーション関連のアプリにプラグインを提供するAPIが中心になりそうだ。Facebook elsewhereの戦略を踏襲している

CNETはその新しいAPIをFoursquareの競合と呼んでいるが、もっと高機能なものをその競合にも提供するはずである

なおソーシャルゲームやローカル情報との連携に関してはまだ述べられていない

ソース:Business Insider Facebook’s Location Product Is Finally On The Way

MTV 初のTwitter Jockey(TJ)を選出

音楽専門チャンネルMTVはライブショー”Follow Me”の番組内で初の”Twitter Jockey(TJ)”を選出した

TJの地位を手にしたのは23歳デトロイトの女性でビッグサイズファッションブロガーのGabi Greggさん。視聴者やMTVのファンからの投票で選ばれた彼女は現在、@MTVTJでTJをつとめている

MTVはTJに視聴者の”生の評判”をキャッチする役割を期待していて、その評判に応じてブログラムを修正する試みをしていく予定。またTJはMTVの代表としてもMTVのファンの立場でもつぶやける権利を与えられるとともにオンライン、オフラインのパーソナリティもつとめる

彼女は$100,000のTJというジョブポジションを手にニューヨークにむかう

ソース:Mashable MTV Selects First-Ever Twitter Jockey

Twitter プロモーションメニューのAPI公開を準備

Twitterは同社の広告メニューである”Promoted Tweets”と”Promoted Trends”をサードパーティの開発者にAPIで公開する準備をしている

promoted-trends-tweets

現在はまずデスクトップのアプリケーションで準備中で、近々TweetDeck, Seesmic からテスト的に開始される予定である

このテストで経験したことを蓄積し修正することで、多くのサードパーティ開発者とTwitterのプロモーションプロダクツをシェアし、広く広告のエコシステムを構築することを目的としているようだ

レベニューのシェア割合もこのテストの結果をみて検討される

ソース:Mashable Twitter Preparing for Promoted Tweets in Third-Party Apps