海外進出や一日の売上記録など快進撃というべき活躍をするクーポン共同購入サービス”Groupon”だが、この活躍によりFoursquareなどのロケーションベースのCheck-inサービスとの違いが明らかになってきた。なぜこんなにもクーポンサービスが先行し成果を上げているのかを考えてみる
考えられる理由は
・クーポンサービスは誰でも利用できる
・アプリケーションなどの必要がない
・プライバシー問題にほとんど抵触しない
・お店側は実際の来店を見込める
・クーポンサービスはダイレクトに売上に貢献する
一方Check-inプロモーションは売上に結びつけるのは難しい
といったことが上げられる
スマートフォンのユーザーはかなり増えてきたがまだまだ利用者が制限される点や、売上への直接的な貢献にもう1つハードルがある点で、現時点ではチェックインサービスに水を開けているといえるかもしれない
ただし、それぞれの役割が違うと考えると話は前に進むのではないだろうか
クーポンサービスは新規顧客の獲得のツールとして、サービスやお店の利用体験者を増やす目的で利用し、チェックインサービスはスペシャルバッジや特典を提供するツールとして、その後のロイヤルカスタマーの育成と考えるとそれぞれに使い道はあるのではないだろうか
また、近くを歩いている潜在顧客を誘導するという機会の創出は圧倒的にロケーションベースサービスが強い点でそれぞれの使い方を分けることによってマーケティングはもっとスムーズになるかもしれない
ソース:CenterNetworks Groupon Teaches You Why Coupons Are Better Than Checkins For Deals