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7月, 2010:

Groupon 個人情報や履歴に対応したパーソナライズドディールを開始

米国で格安情報を提供する”Groupon”が入力した個人情報や過去の利用履歴に対応した格安情報を提供するパーソナライズドディールのサービスを開始した

今までのGrouponは毎日1都市につき”1つのみ”の格安情報を提供してきたが、これからは自分の嗜好に合った格安情報をいくつか入手することが可能となる

groupon

現状ではまだその精度は高くないが、入力情報を正確にしたりサービスを使っていくうちに、より自分にあった格安情報が入手できるだろう

今回のGrouponの路線変更は取り扱いの要望の多さと類似したサイトが乱立したときの対策だと述べている

今まではどうしても女性がサイトの人気を支えがちだったが、アイテム数が増えることにより男性層もふえるのではと期待している

ソース:Mashable Groupon Eyes Further Growth with Personalized Deals

Mazda 新車プロモーションでFacebookのブランデッドソーシャルゲーム

自動車メーカーの”Mazda”は北米での新車”Mazda2″のプロモーションの一貫としてFacebookでブランデッドソーシャルゲーム”DriverVille”を展開している

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DriverVille on Facebook

デジタル世代の注目を引きつけるために北米Mazdaはクリエイティブエージェンシーと共同でソーシャルゲームの開発に取り組んでいて、スタイリッシュかつエコフレンドリーで本格的な車というMazda2の市場でのポジションを確立しようとしている

ゲームの中ではZoom-Zoomのコピーで表されているような、コンパクトで効率的な車を楽しみながら感じてもらうことにフォーカスしている

DriverVilleではドライバーアバターがカスタマイズでき、仲間と協力して勝負に勝つと仮想の貨幣が獲得でき、ゲーム内のグッズを買うことができるなどソーシャルゲームの要素はほぼ取り入れられている。また、いくつかのミニゲームやクエストも用意されているようだ

Mazdaの北米マーケティング責任者は”DriverVilleは様々な人のドライバーアバターがふれあえる場所”だと述べて、”ゲーム内での運転を愛する人とのふれあいやMazda2のスタイリッシュでダイナミックな走りをソーシャルメディア共有してほしい”という

一つ気になるのは”ville”はZyngerがよく同社のゲームで使う言葉で、誤解とコピーライト問題が気になるところだ

とはいえ、ゲーム内でMazda2の特徴や走りを体験してもらうのはブランドと消費者との関わりを好転させるよい戦略ではないだろうか

ソース:Social Time Can Mazda’s DriverVille Facebook Game Improve Sales of the Mazda2?

SCVNGR ロケーションサービスに報酬プログラムを導入

ロケーションサービスを提供する”SCVNGR”はそのモバイルアプリケーションで画期的な報酬プログラムの提供を開始した

以前からSCVNGRはロケーションサービスにCheck-inだけでなく”Social  Check-in”や”写真撮影”などの様々なアクションをサービスに組み込みポイント化してきたが、今回はいくつかの店舗と共同で無料提供や割引といった報酬プログラムを開始している

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最も大きな参加クライアントはシューズストアーチェーンの”Journeys”で全米の店舗で$10の割引を提供している。$10の割引を得るためには、店舗内でお気に入りのスケーターシューズを写真に撮るなど6つのアクション/チャレンジをこなさなければならない

ビジネス側はポイントとそれに応じた報酬を決定し、顧客側はどの報酬を狙うかで応じたアクションを起こす

この取り組みはビジネス側にも顧客側にも親しみやすいプログラムと言えるかもしれない。顧客はゲームを楽しむかのようにブランドとのエンゲージメントをもちポイントをもらう、ビジネス側は結果的にソーシャルメディアマーケティングにつながり、またロイヤルカスタマーを得る。よく考えられたマッチングになっている

ポイントを獲得するためには、Check-in、Social Check-in、写真を投稿などのアクションをする必要がある

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このプログラムは米国時間の7/29の朝に開始されるが、初期は社数限定で無料で利用できるが、通常は年間$500〜$1,000の費用がかかる。ポイントや報酬の設定などは企業側で管理することとなる

8/15ボストンとフィラデルフィアでプログラムが開始される予定でその後、サンフランシスコ、ロサンゼルス、シカゴ、ニューヨークといった都市に展開される

ソース:Mashable SCVNGR Launches Sophisticated Rewards Program

Facebook Q&Aサービス”Facebook Questions”をテスト公開

Facebookはいくつかのベータテスターのグループに向けて新機能”Facebook Questions”を公開した

Facebook QuestionsはOKwebや教えて!gooのようなQ&Aサービスと同じように、疑問に思ったことを投げかけると答えを知っている人がその質問に答えてくれる機能を提供している

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既存のQ&Aサービスとの違いは、そのサービスのサイトに行かなくても自分のFacebookホームページから疑問や質問を投げかけることができる。質問はFacebook Questionsのページに投げかけることもできるし、フレンドを選びポストすることもできる

Facebookによるとこのサービスはプロモーションするためのサービスではないので、ブランド関連のIDでは質問ができないという(回答は可能なようだ)。

一般公開の時期は未定だが、可能な限り早く公開をしたいと述べている

ソース:Mashable Facebook Questions Officially Launches

AmazonとFacebook レコメンデーションで技術協力

AmazonとFacebookはレコメンデーションの分野で技術協力を開始している

この技術協力によりAmazonユーザーはAmazonのサービスサイトでFacebookの興味やアクティビティに紐づいたレコメンデーションを受けられると同時に、Facebookフレンドのプロフィール情報と”Wish List”を閲覧することができる

これにより自分の欲しいものを知ってもらったり、フレンドの趣味嗜好を知ることができる。また誕生日も同時に知らせてくれるのでフレンドのプレゼントを検討するには非常に役に立つ情報だ

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もちろんFacebook側のプライバシー設定が非公開になっている人の情報は見ることができないし、Amazonは購入情報やプライバシーに関しては一切Facebookとは共有しない、そしてその人のFacebookフレンドを追いかけたり、情報を記録することはしないと説明している

ソース:Mashable Amazon + Facebook = A Perfect Storm of Recommendations

Old Spice バイラルビデオキャンペーンで売上が倍増

男性用化粧品メーカー”Old Spice”がOld Spice Guyキャンペーンのおかげで売り上げを2倍にのばしている

YouTubeチャンネルでのバイラルビデオキャンペーンやTwitterでの面白レスポンスキャンペーンが功を奏している形だ

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Old Spice Guy のバイラルビデオは数千万の視聴回数を達成し、オバマ大統領の勝利演説やスーザンボイルのビデオよりも早いペースで視聴回数が延びていて、現在ではビデオ視聴したひとは1千万人に届いている

キャンペーンはシンプルなTV CMから始まり、YouTubeのバイラルビデオ、Twitterのフォローと順に展開していき、Twitterのフォロワーは95,000を超えている

売り上げ増107%を達成したのは先月6月のことで、現在は55%増まで下がってきていると伝えられている

Old Spice Guy のバイラルビデオキャンペーンとの時期が合致していることから、シンプルにキャンペーンの効果と結びつけらる

ソース:Mashable Old Spice Sales Double With YouTube Campaign

CardStar 顧客ロイヤリティを上げるためFoursquareと連携

モバイルアプリケーションを使いショップにメンバーカードやポイントプラグラム機能を提供している”CardStar”が”Foursquare”と連携しアプリケーションにCheck-in機能のサポートをはじめた

これで顧客はお店の退出時にメンバーカードアプリをスキャンすると、同時にFoursquareのCheck-inが完了することになる

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Check-in機能の統合の基本的なアイデアはユーザーの煩わしさを軽減することにあるが、お店と顧客のエンゲージメントを促進できないかとの希望も含まれている。既にポイント制度は導入されているが、なにかもっと密接なモバイル体験の次の手法を提供したいと語っている

引き続き両社はロケーションシェアリングやカスタマーへの還元、ソーシャル機能の拡充などを検討し、ロイヤリティプログラムを開発していくと述べている

FoursquareはこのほかにもAnn TaylorDomino’s UK などのプロモーションでも利用されている

ソース:Mashable Foursquare Checkins Now Part of Customer Loyalty App for iPhone

Bump 間単にコンタクト情報や予定が交換できるアプリ

ほかのユーザーと簡単に情報交換ができるアプリ”Bump”のver2.0 iPhone版がリリースされた

このアプリケーションはbumpモーションでFacebookやTwitter、Linkedinのコンタクト情報やメッセージを送る機能がある。1度bumpモーションでそれぞれを接続すると同じカテゴリでは何度もモーションをする必要はない。全バージョンと同じく無料で提供されている

このBump2.0では自分が提供したいビジネス情報やパーソナル情報、写真などをカスタマイズすることができ、ビデオのようにカレンダーを比較し、ミーティングを設定することも可能だ

Bump2.0はiPhone用だが、BumpはAndroid版もあり相互のプラットフォームでやり取りもできる

ビジネスミーティングなどあまりゆっくり話す時間がない時には絶大な効果を発揮しそうなアプリ

ソース:Mashable Now You Can Bump iPhones to Connect on Facebook, Twitter and LinkedIn

Levi’sはどのようにアメリカのバイラルビデオにスポンサーしたか

今ネットで話題になっているバイラルビデオ”Guy Walks Across America”でリーバイスはどのようなスポンサーをしたのか

Livis_Viral_Video

このある男が歩いてアメリカを横断するビデオがいま全米で話題になっているが、特にスポンサーロールらしきものは入っていない。ただし、所々でLivi’sのバックポケットがアップで写されることからLivi’sのプロモーションではないかとの噂があがっている

AdFreakの記者が制作会社にその疑問を投げかけたところ、それはどっちとも言えないというなんともぼやけた返事だったようだ

企画自体をLivi’sに持ち込んだのだがスポンサードの具体的な金額は伝えなかった。ただアメリカの開拓者精神を表現するすばらしい企画に賛同しLivi’sはガソリンと食べ物と必要な機材などの物資と、もちろんクルー全員のための”501″を提供したようだ

これが商業用の作品かは議論が分かれそうなところだが、AdFreakの記者はすばらしいアートワークではないかと結論づけている

ソース:AdFreak How Levi’s sponsored ‘America’ viral video

AXE Facebookファンページでタブをフル活用

男性用化粧品メーカー”AXE”はデジタル広告分野において常にチャレンジを続けるブランドの一つであるが、消費者とのリレーションや参加を主眼においた取り組みでFacebookのファンページを活用している

AXE_Facebook_Fanpage

この朝用シャワージェルやシャンプー&スタイリングジェルなどの商品別やキャンペーン別のスペシャルコンテンツをコンテンツごとの”タブ”を設置することでファンページに統合している

掲示板にはファンが自由に書き込みができるようになっていて、ソーシャルグラフを通しAXEブランドに対する口コミが広がるようになっている

ソース:iMEDIA CONNECTION 5 fantastic campaigns where digital came first