先日、ソーシャルメディアキャンペーンのプラットフォームの選び方という記事でFacebook、Twitter、eメールのそれぞれの強みというのを比較してみたが、Facebookに関してはもう少し結果をみてることにする
ユーザーはFacebookを通じブランドとどのように関わっているのだろうか
ExactTargetのレポートによると、アメリカの消費者の38%はどこかしらのブランドのソーシャルメディアサイトのファンになっている。そしてそのファンになっている数は平均9ブランドとなっている
しかしながら、先日の記事をみてもわかる通り”ソーシャルメディアサイトへのファン登録”と”マーケティングメッセージを受け取りたい”というのは必ずしもイコールではないようだ
幸運にもExactTargetのレポートは、ユーザーが何を目的にFacebookのファンになっているのかを示してくれている。ファンとの友好なリレーションを続けるためには何が必要なのかモチベーションは何なのか参考になるのではないだろうか
・40%のユーザーはディスカウントやプロモーションの情報を求めている
・39%はブランドへの好意を人に伝えたいと考えている
・36%はなにかタダでもらえるグッズを期待している
・34%は企業の活動を知りたいと思っている
・33%は新商品の情報を得たいと思っている
・30%はセールの情報を待っている
・29%はゲームやコンテンツなどを楽しみたい
・25%はそこでしか見られない限定コンテンツを求めている
・22%は誰かの推薦に応えファンになっている
・21%は企業への理解を深めるためと答えている
・13%は企業とのリレーションを期待している
ユーザーが本当に様々な理由でファンになっているのが読み取れるが、これらの要求に応えることは当面では重要になってくるだろう
また、このレポートではFacebookユーザーはウィークデイの9〜17時にはあまりサイトにアクセスしないと伝えている。コンテンツの更新やポストは朝か夕方以降のほうが効果的かもしれない。男女では女性は比較的ビジネス的な面への興味はあまり示しておらず、リレーションシップにフォーカスをしているようだ
これらの結果を加味し、また自身の成功や失敗の体験を踏まえた上でソーシャルメディアキャンペーンを立案してみてはいかがだろうか
ソース:Exact Target SUBSCRIBERS, FANS, & FOLLOWERS: Cross-Channel Success With Email, Facebook, and Twitter