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ROI

Geotoko 複数のロケーションサービスキャンペーンを統合するツール

現在、多くの会社からロケーションサービスが提供されているが、ブランドのマーケターや代理店向けにこれらのサービスを複数利用したキャンペーンを統合するツールが”Geotoko”である

GeotokoはFoursquareやBrightkite、Loopt、Gowalla、Twitter、Yelpなど主要なロケーションサービスに 対応しているので、どれか1つのサービスに絞ってキャンペーンを実施するのではなく、まとめて管理することが可能だ

geotoko

ツール内ではキャンペーン管理ページをつくり、Check-inの報酬を管理する。分析はリアルタイムで行えて、パフォーマンスやROI、振る舞いや、ロケーション、利用プラットフォームなどが分析の軸になっている

ロケーションサービスを使いキャンペーンを考えているマーケターにとっとはシンプルで非常に便利なツールになっている

ソース:Mashable Run Multiple Location-Based Marketing Campaigns with One Cool App

iAd for Developers これまでに分かってきていること

Appleが提供する広告プラットフォーム”iAd”が新たに展開しているアプリ開発者に向けてのメニュー”iAd for Developers”についてこれまでに分かってきていることをいくつかお伝えする

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まず、iAd for DevelopersはiOSで提供されるアプリケーションの広告は安価に出稿できるメニューとなっている

余剰の在庫インプレッションを効率よく販売する意図もあるが、Appleが狙うところはアプリの開発者に収入をもたらし更にアプリの開発を促進し、アプリの数が増えることでiAdの在庫も増加していくというWin-Winの関係の構築にある

すでにこの様なADエクスチェンジは長いこと存在するが、開発者側はその効果に比較的興味を持っているようだ

では、どのぐらいiAd for Developersは費用がかかるのか。Appleは1クリックあたり25セントの費用を発表している。通常のブランド広告には掲載費としてCPM(1000imp)に対し$10、そしてエンゲージ費用として1クリックあたり$2となっておりそれに比べると相当安価になっていると言える

同様のサービスはクリック課金ではなく獲得数単位で費用がかけられるが、課金方式についても見直される可能性はあると思われる

現状の効果についてある開発者によると、獲得単価は$1.25あたりで推移しているようだ。5impsあたりで1件購入につながる計算になる。1つのアプリのライフタイム中に$1.25以上の収入があれば、このメニューは有効ということになる

同様のサービスの1件あたりの獲得費用は$1あたりなので価格についても見直される可能性はあるだろう

Appleが用意しているiAd for DevelopersのFAQによると、自社のアプリケーション内のiAdでは、競合のアプリケーションの排除は可能だが、掲載するアプリケーションの指定はできないようだ、あくまでもAppleがターゲティングに基づいて表示アプリを決める

現状のこのiAd for Developersに該当する開発者広告主は2社しか見られず、非常にゆっくりとした動きになっている。これはAppleが意図しているところで、いきなり大きく始めるのではなくこのプログラム/メニューが本当に狙いに対して適切に働くのかを試している段階のようだ

ソース:Business Insider Here’s Everything We Know So Far About Apple’s New “iAd For Developers” Program

Row Feeder で話題のドラマのインパクトを計測する

ソーシャルメディアのモニタリングサービスを提供する”Row Feeder”で全米で話題のドラマ”Jersey Shore”のインパクトを計測した図表を紹介する

モニターの対象となっているのはFacebookとTwitterで、時間、参加者の属性や活動、地域をベースに図表化されそのインパクトが把握しやすくなっている

東海岸で番組がスタートした時間に最高の16,000tweetを記録し、一瞬の話題性ではTwitterに歩が有るように思え、地域的にはやはりご当地であるNew YorkとNew Jerseyがtweetの21%を占め震源地となっている

何人かのTwitterセレブも記録されている

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ソース:Mashable The Social Media Impact of “Jersey Shore” [INFOGRAPHIC]

The Social Media Impact of “Jersey Shore” [INFOGRAPHIC]

Old Spice バイラルビデオキャンペーンで売上が倍増

男性用化粧品メーカー”Old Spice”がOld Spice Guyキャンペーンのおかげで売り上げを2倍にのばしている

YouTubeチャンネルでのバイラルビデオキャンペーンやTwitterでの面白レスポンスキャンペーンが功を奏している形だ

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Old Spice Guy のバイラルビデオは数千万の視聴回数を達成し、オバマ大統領の勝利演説やスーザンボイルのビデオよりも早いペースで視聴回数が延びていて、現在ではビデオ視聴したひとは1千万人に届いている

キャンペーンはシンプルなTV CMから始まり、YouTubeのバイラルビデオ、Twitterのフォローと順に展開していき、Twitterのフォロワーは95,000を超えている

売り上げ増107%を達成したのは先月6月のことで、現在は55%増まで下がってきていると伝えられている

Old Spice Guy のバイラルビデオキャンペーンとの時期が合致していることから、シンプルにキャンペーンの効果と結びつけらる

ソース:Mashable Old Spice Sales Double With YouTube Campaign

ブランド関連のバーチャルグッズに関するケーススタディ

米国のアプリケーション開発会社”appssavvy“のブランド関連のバーチャルグッズに関するケーススタディが公開されている
Virtual Goods Study

資料によると、バーチャルグッズを使ったマーケティングでは、ブランド認知度を44.5%、広告認知度を60.1%、購買意欲を31.5%上昇させるという

このケーススタディは”Powermat”というワイヤレス充電機器のプロモーションで、”MyTown”というリアルな街を舞台にモノポリーゲームができるソーシャルメディアをプラットフォームに利用した事例の調査結果が紹介されている

ソース:Social Times Branded Virtual Goods Deliver Results

ソーシャルメディアの効果指標

広告の近未来を伝えるブログ Ad Innovator の翻訳記事によると、クリックやクーポンの利用率といった直接的な指標だけでソーシャルメディアマーケティングの効果を測定するだけでは足りないと伝えている

引用されたForester Researchの資料によると、ソーシャルメディアのメリットとして

・PRコスト

・メディアコスト

・カスタマーサービスコスト

・役員のリソース

・短期のセールスロスの回避

・商品テスティングコスト

などの項目が上げられている

ソース:Ad Innovator ソーシャルメディアROIは収益だけではない

Apple”iAd”が好調なスタート

アプリクリエイター Jason Ting によると、彼が提供したアプリでのiAdの収入が1日で$1,400弱にのぼったという

Tingさんが提供しているアプリはiPhoneのLEDをフラッシュライトとして使えるようにする無料で提供されているアプリ。その日は9000近いダウンロードがあった

主に表示された広告は Dove や Nissan といったメジャークライアントであった

まだ、iAdはユーザーにとって目新しいものであるため、高いCTR(クリックレート)11.80%が出ているのではないかと語っている

ソース:Mashable! iAds Generate $1,400 for One Developer in a Day