Social Media Surf Rotating Header Image

iPhone

Unsocial ビジネスユースのロケーションベースモバイルアプリ

“Unsocial”はビジネスコミュニケーションを強化するためのロケーションベースモバイルアプリケーション

LinkedinとFoursquareをあわせたような機能を持ち、ユーザーをマッチングするアプリケーションだ。基本的にはビジネスユーザーのためのモバイルアプリで、ユーザーはサービスに登録しているまだ会ったことの無いビジネスパーソンと知り合ったりネットワークを構築する機会を提供する

Unsocialは本日サンフランシスコで開催されたDiscoveryBeat カンファレンスのオフィシャルアプリとしてリリースされている。iPhone、Android、BlackBerryでの利用が可能で、利用できるエリアはサンフランシスコに限定されているが、近々他の都市にも範囲を拡大していく予定

unsocial

ユーザーはUnsocialの新しいアカウントかLinkedinのアカウントで利用することができる。アプリには仕事や職場、役職など様々なプロフィールを登録することが可能になっている。Linkedinでログインした場合はユーザーネームや写真、ステータスなどはLinkedinのものが利用される

登録したプロフィールに加え現在のロケーションを表示することで、Unsocialのユーザーとつながることが可能になっている

このアプリケーションはカンファレンスで利用するととても威力を発揮するはずだ。大勢の人が集まる場所で同じビジネスに興味を持つ人と出会うことができるだろう。またプライベートな情報を隠しパブリックな情報のみでミーティングのオファーをすることができるのもカンファレンスの時に便利な機能だろう

ビジネスでのソーシャルグラフはLinkedinが少し抜き出ていてそれで十分という人も多いだろうが、ロケーションという機能によりネットワークを広げるチャンスを少しでも拡大したいという積極的な人には有り難いアプリケーションではないだろうか

ビジネス分野のモバイルアプリはこれから拡大していくジャンルのはず、個人的には楽しみにしている

ソース:Mashable New Location-Based App Makes Business Networking Smarter

Nike ソーシャルエモーションをランナーのモチベーションに変えてくれるアプリ

ちょうど1ヶ月前、Nikeは”Nike+GPS App for iPhone”をリリースした。今回はそのバージョン2.0を新たなソーシャル機能を搭載しリリースしている

GPS機能を利用し、走行ペースや走行距離、ルートなどを記録しランナーのモチベーションアップを助けるアプリケーションは、新バージョンではFacebookフレンドからの”応援”を受け取り、それをモチベーション要素にする機能が採用されている

Nike_Facebook_App

ランナーは、ランセットアッププロセスで”Get Cheers”のボタンをONにすることで、従来であればランニングスのテイタスだけだったFacebookへのポストに、「応援コメントをお願いします、それを励みに走ります(“Cheer me on with a comment and I’ll get it on the run.”)」というコメントを追加することができる

そのスレッドに付けられたコメントやLikeは”応援”としてアプリケーションに取り込まれ、それを見たランナーのモチベーションアップにつなげられていく。そしてまた走り終えた時には、アプリケーションはランニングステイタスとともに応援への感謝のコメントを追加しスレッドを更新していく仕組みになっている

モバイルアプリはとかくスタンドアローンになりがちであるが、このたった一言を追加するという工夫がソーシャルエモーションを生み、双方向コミュニケーションへの発展のきっかけになるなるのだと感じさせてくれるアプリになっている

また、この新バージョンでは”One More PowerSong”という機能も持っていて、ランナーが前回記録した走行距離から1曲分だけ長く走るようにナビゲートしてくれる

ソース:Mashable Nike Upgrades iPhone App for Runners with Facebook Motivation

Nike Upgrades iPhone App for Runners with Facebook Motivation

開発者が見るiOSとAndroid どちらが有望なのか?[IDC調査](後編)

前編からのつづき

■開発者はどんな機能を望み、そして必要としているのか

iOSやAndroidなどのプラットフォームの垣根を越えたところでは、開発者はどんな分野に興味があるのだろうか。アプリを開発するときどんな機能やAPI、インテグレーションが不可欠なのかといった点もAppceleratorとIDCの調査では質問をしている

興味深いことに、4/5の開発者がモバイルWebアプリの開発よりモバイルのネイティブアプリの開発を望んでいると調査は伝えている。多くの開発者はWeb開発から移行してきている背景があるのにである

Appcelerator-IDC-Q4-Mobile-Developer-Report-3

ネイティブアプリに続いては、ロケーションベースそしてプッシュ型のアップデートの開発をしたいという結果になっている。これらの2つの機能はモバイル特有の分野となっている。ユーザーの”いつ””どこで”という情報をベースにモバイルアプリは絶えず異なったデータを表示しなければならないという状況の重要性は日増しに強くなっている

カメラ機能に関してもトラディショナルではあるが、ユーザーが更なる情報を付加するものとしてFlickrへのアップロードなど開発の必要性が増している。QRコードやバーコードのスキャンがアプリの牽引力を発揮するケースが多いのも需要につながっている理由のひとつ。写真は多くの情報をもたらしてくれるのでアプリが次に何をすべきかの情報として使われる

FaceboolとTwitterとの連携のソーシャル機能も重要な機能となっている

コマースの分野では、49%の開発者がiOSアプリ購入へのアクセスが必要であると答えている。これは彼らに取ってはアプリのアップグレードや性能向上にとって非常に重要なことのようだ

PayPal Paymentは48%の開発者が望んでいる。PayPalは大きな労力をモバイルペイメントのプロセスに注いでいる。今年のはじめにはPayPal iPhone 開発キッドを開発者のためにリリースしているほど。モバイルペイメントはこれから注目すべき分野となる

Appcelerator-IDC-Q4-Mobile-Developer-Report-9

■これから

マクロレベルでは、Androidは可能性やその特徴で開発者を引きつけ続けるだろう。iOSはまだ特に収入面でアプリ開発業界全体をリードしている。

ただ開発者が自身が作るアプリへ取り込みたい機能をみると、どれだけプラットフォームにとらわれないかが重要だ。マイクロソフトやRIM、HPといった会社にも、開発者が望んでいる機能やサービスの簡単な実装方法を提供することで彼らの興味をとらえる可能性は十分にあることをこの調査は示している

ソース:Mashable A Detailed Look at Apple and Google’s Fight for Mobile Developer Attention

開発者が見るiOSとAndroid どちらが有望なのか?[IDC調査](前編)

“Appcelerator”と”IDC”はスマートフォンの開発者がどのプラットフォーにフォーカスしているのか、またどんな特徴を重要視し、いつ新しいアプリケーションを開発するのかを調査し、その結果を発表している

その調査結果によるとGoogleの Androidプラットフォームが長期的にはポテンシャルを持っているエリアである事を示している。特にスマートフォンやタブレットを超え様々なデバイスの可能性に起因しているようだ

事実、長期的に考えた場合のiOSとAndroidのギャップは6月の調査時点からさらに10ポイント広がっている。最新の調査では長期的に見た場合Androidの方が有利だと答えた開発者は58.6%、一方iOSと答えた開発者は34.9%となっている

■Androidは21世紀の”BusyBox”なのか?

今日までは開発者の”興味”という点ではiPhoneとiPadがAndroidをリードしているが、スマートフォンとタブレット以外のケースを考慮した時、様々なデバイスが接続されている未来を展望した時にAndroidが逆転し、その可能性が際立ち始めている

開発者への質問は、性能、オープン性、長期展望、マルチデバイスでのパワーの4点でiOSとAndroidをどう見るか、結果は以下のとおりである

Appcelerator-IDC-Q4-Mobile-Developer-Report

4つの点でAndroidはiOSに勝っているが、マルチ接続デバイスとオープン性でAndroidがiOSを凌駕している。この2点がAndroidの可能性を物語っている

我々はすでに様々な形や大きさのAndroidデバイスが市場に登場しているのを見ている。Android ebookリーダーやAndroid TV、Androidピクチャーフレームなど、そしてこれから発売されるGoogle TVはAndroidベースのものであるだろう

基本的にAndroidは組み込み型デバイスには最適でカスタマイズが容易なOSである。このケースはGPLライセンスの”BusyBox”のケースと似ている。BusyBoxはとても軽く持ち運びが簡単なLinux Kernelと一緒に使えるツールとユーティリティのセットである。BusyBoxは手軽さを提供していた

多くの面でAndroidは21世紀のBusyBoxになっている。もちろん必要とされる基本のハードウェアの性能は高くなっているが、市場ではチップは安くなり性能は上がっているので、ネットワークやツールのサポートの実現、高いレベルでのアプリケーションのエコシステムを実現させている

理論的には、iOSは同じ目的で利用されるだろう。違いはAndroidはApacheライセンスのもと使われるが、iOSはAppleがライセンスをゆるしたデバイスメーカーだけが使えるというところだ

■iOSはまだベターな機会を提供している

長期的な視点でみるとAndroidがリードしているかもしれないが、調査結果をみるとiOSの方がまだ収入の機会は多い。ビジネスとコンシューマー向けアプリの最大のマーケットである

Appcelerator-IDC-Q4-Mobile-Developer-Report-2

AndroidマーケットはGoogle Checkoutにしばられ、まだすべての国で有料アプリが利用できるわけではない。この制限が開発者の収入の機会を損ねているといえる。加えてアプリを見つけ出すシステムがiOSと比べて弱いというのも原因のひとつだろうか

後編につづく

ソース:Mashable A Detailed Look at Apple and Google’s Fight for Mobile Developer Attention

Hotlist 主要なロケーションベースサービスをアグリゲートするアプリ

“Hotlist”はFacebook PlacesやTwitter、Google Maps、Yelpのデータを統合してくれるGeo-Socialアグリゲーター

hotlist-geo-social-aggregator

Hotlist http://www.thehotlist.com/

4つのサービスのデータ統合でより価値のあるチェックイン情報を作り上げている

Hotlistはたとえ自分の友達が近くにいなくとも、そこにチェックインした人数や男女比率、YelpのレビューにTwitterのポスト、それぞれの人が付けたレイティング情報などを含んだ近くの人気スポットを紹介してくれるアプリケーション

それぞれの情報は膨大で型もまちまちだが、Hotlistは実に見事にそれらの情報をまとめあげている。ひとつひとつのサービスではなかなか補えない情報をアグリゲートすることでカバーしたよくできたアプリケーションだと思う(各サービスのユーザーが膨れ上がった時にはデータがさばけるかは少し心配だが)

現在はiPhoneアプリが提供されているが、AndroidやBlackBerryへの対応が待ち遠しいところだ

ソース:Mashable See What’s Hot Nearby on Facebook Places, Twitter and Yelp

See What’s Hot Nearby on Facebook Places, Twitter and Yelp

WaitList 行列の待ち時間を知らせてくれるiPhoneアプリ

食べ物屋の行列に並ぶのが嫌いな人には朗報かもしれない。”Onion”が提供する”WaitList”は入店までの待ち時間を知らせてくれるiPhoneアプリ

waitlist-iphone-application

WaitList http://itunes.apple.com/app/waitlist/id382104368?mt=8

このアプリはユーザーの報告によって、行列の時間を知ることができる。ユーザーが少ないうちは未報告の店舗が多いが、報告が増えるごとにその便利さは真価を発揮してくるだろう

世の中のムダを集合知によって解消するプラットフォームのひとつになってくれるとありがたい

ソース:Mashable Determine Restaurant Wait Times Before You Leave the House [APPS]

Virgin America 新路線就航でLooptチェックインキャンペーン

航空会社”Virgin America”はメキシコへの新たな路線就航のキャンペーンに、ロケーションベースサービス”Loopt Star“を使いチェックインキャンペーンを実施している

Virgin-Taco-Check-In-List-loopt

新たに就航する路線は、San Francisco (SFO)−Cabo (SJD) と Los Angeles (LAX) −Cancun (CUN)の2路線。キャンペーンはそのサンフランシスコとロサンゼルス2都市で展開されている

チェックインのポイントはサンフランシスコ国際空港SFOとロサンゼルス国際空港LAXとそれぞれ2都市の街頭に停車しているタコスのトラックの4カ所に設置された(メキシコだけにタコスなんですね)

このチェックインポイントでiPhoneアプリ(無料)を使いチェックインし、新路線のチケットを1人分購入した人へはもう1人分の搭乗チケットがプレゼントされるというキャンペーンとなっている

また、タコストラックでは$1でタコスを購入すると、もう1人分のタコスもプレゼントされた

この様なチェックインキャンペーンはスターバックスの無料コーヒーキャンペーンから始まり、アパレル外食、今回の航空券と非常にメジャーな手法になりつつあるが、ロケーションベースサービスが複数乱立する中、その違いを把握して利用することが必要になってくる

どのサービスが生き残るのかはクライアントも含めパートナーシップが重要なのかもしれない

[追記]

このプロモーションは4時間限定で行なわれたが、サンフランシスコの街頭のタコストラックだけで1,300チェックインを獲得し、その80%はフライトを予約したようだ。Vargin America史上5番目の売上を上げた日になっている

ソース:Mashable Loopt Checkins Can Get You Two-for-One Tickets to Mexico on Virgin America

Nike+ スキーヤー・スノーボーダー必携のアプリをリリース

Nike+はロケーションベースサービスのGowallaと共同でスキーヤーとスノーボーダー向けのアプリ”EpicMix”をリリースしている

application-nike-location-base

このアプリはスキー場でのアクティビティを記録したり、それを友人や家族とシェアすることもできる。スキー場のリフト券やシーズンチケットを組み込んで利用することも可能だ

様々なアクティビティ達成にバッジが用意されていて、新しいコースへの挑戦や朝一番のリフト利用、滑った本数などによってバッジが付与される

このアプリはGPS機能を利用しているわけではないので、いちいちチェックインをする必要はない。リフトやその他の多くの場所にチップをスキャンする場所が設置されていて、スキーヤー・スノーボーダーは止まることなく自動的にアクティビティを記録していることになる。もちろん記録されたくない人はオプトアウトすることが出来る

ユーザーはアプリの中でFacebookフレンドがどこにいるのかを見ることができ、リーダーボードを立ち上げるとバッジの獲得状況を見ることができたり、集合時間や場所を決めるためのダイレクトメッセージを送れたり、Facebook PlasesやTwitterを通しアクティビティを友人とシェアすることもできる

残念ながら現在は、このアプリケーションはコロラドの一部のスキー場でしか使えないが、対応するスキー場が増えてくるとスキーヤーやスノーボーダー必携のアプリとなりそうだ

ソース:Mashable Nike+ Meets Gowalla in Vail Resorts App for Skiers and Snowboarders

Apple AppStore 250,000ダウンロード達成とその利用状況

米国AppleのApp Storeのアプリケーションダウンロード数が、250,000を超えた。オープンから2年と49日での達成となる

graph-apps-sales

50,304のパブリッシャーから提供されているiPhone,、iPad、 iPod touchのアプリケーションのダウンロード数の合計が8/28米国時間の朝、251,007に到達した。iPadアプリは24,334。(カウントには米国以外だけで提供されているアプリは含まれていない)

そのダウンロードされたアプリの内訳のパーセンテージは以下の通り

apps-percentage

Booksがトップで17%、続いてGamesが14%、Entertainmentが11%、Educationが7%となっている

また、Royal Pingdomが先週発表した統計によると、iOSのアプリの70%程度は有料アプリということになる

apple-android-apps

ソース:Fortune Apple App Store: 250,000 and counting

Foursquare ユーザーの心理的負担を軽くする機能を追加

ロケーションベースサービスの”Foursquare”は本日から、あと何日でその場所のMayorになれるのかを告知する機能を追加している

foursquare-checkins

各Check-inごとにMayorになれる予測日を告知してくれる

Foursquareのブログにmayorshipがどうワークしているのかのポストによると、Check-inのカウントは1日1回のみなので、Mayorになるためには長期間の継続チェックインが必要とのこと。mayorshipがゲームにならないように配慮をしているようだ

多くのブランドがFoursquareのMayorに対しディスカウントを提供し始めた今は、ユーザーにとっては重要な問題かもしれない

自分は特にMayorには興味はないが、ユーザーの心理的な負担を解消するために結果算出のロジックを説明することも時には必要なのだと感じた

ソース:Mashable Foursquare Now Tells You When You’ll Become Mayor