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PayPal 簡単に”カンパ”を集められるサービスを開始

PayPalがサポートする”Fundrazr”はFacebookのソーシャルグラフを通して簡単に”カンパ”を集められるサービス

PayPal-Fundrazr

Fundrazr http://fundrazr.com/

Fundrazrに登録すると、寄付/カンパを募るエントリー記事が作成でき、通常Facebookにポストする方式で友人に公開することが可能になる

このポストを読んだ友人や家族はPayPalアカウントをつかい金額を選び1クリックで寄付することができる

例えば地元のサッカーチームの応援の費用捻出や近所の施設への贈答品購入金などを(ツール的には)簡単に集めることができるようになる

このところのPayPalの取り組みはなかなか気が利いていて、個人間の小額の取引(マイクロトランザクション)を顕在化させサービス化し、ツールをリリースする取り組みが目立つ。これからも面倒なやり取りがスマート化されるサービスに期待したくなる

ソース:Social Times PayPal Makes Online Fundraising a Social Experience with FundRazr

Payvment Facebookに本格的なショップを開店できるアプリ

“Pavyment”のFacebookアプリはファンページに本格的なショップを開店できるアプリケーション

Pavement-facebook-shop

今回このスタートアップ企業がリリースした新しいエクスポートツールにより、在庫を入力するとFacebookのページで販売することが可能となった。在庫をインポートするツールは同社のAPIによって実現され小売店には非常に親切なツールとなっている。あわせて在庫や収支の管理、プロモーションもできる

Payvmentは個人や中規模のお店を営む人が商品をFacebookで販売する機会を得るには非常にすばらしいアプリケーションになっている。購入までの流れは商品を購入する側もよくなじんでいる方法で、アイテムを見る、カートに入れる、支払方法を入力(PayPalか主要クレジットカード)そしてチェックアウトの手順になっている

また、Facebook上のショップならではの機能は、ファンページを”いいね!/Like!”と言ってくれている人にはカート時点で特別なディスカウントを提供できるところだ。これにより自社ブランドのファンとリレーションができるとともに購入までの密接なコンタクトポイントが持てるところはマーケティングにおいて不可欠なアプリケーションではないだろうか

費用はベータテスト中のため無料で利用できるが、トラフィックが大きいショップに関しては追加のフィーが必要になってくる

Pavymentのサイト

ソース:Mashable Facebook Application Lets Retailers Import and Sell Etsy Goods

Facebook ロケーションベースサービス”Places”をFoursquare、Gowallaと連携し開始

Facebookは8月18日カリフォルニア州パロアルトで、同社のロケーションベースサービス”Facebook Places”の開始を発表した。明日8/19からサービスが利用可能になる

facebook-places

Facebook Placesは初期パートナーとしてFoursquare、Gowalla、Yelp、Booyahの4社と連携して提供される

FacebookのPlace APIの共有と、チェックイン情報や獲得したバッジのフィード、友人へのタグ付けが実現され、事実上最大のロケーションベースサービスのプラットフォームになる

このサービスがスタンダードにになれば、チェックインモバイルアプリケーションの分野でFacebookは大きなチャンスを手にすることになる

今回の提携はロケーションベースサービスを開拓してきたFoursquareやGowallaにとっては、サブのアプリといった立場においやられてしまった感じはいなめない。ユーザーの規模を比較すると提携したそれぞれの4社の可能性は小さくなったように思える(巨人と競合し、消えていくよりは懸命な選択なのだろうか)

一方、Twitterのロケーションサービスはあまり活動的ではないが、Twitterはフレンドやロケーションに縛られることなく自分を語る”パーソナルラジオ”的なユニークな役割を果たすサービスなので、今後もロケーションにはあまりアグレッシブになる必要はないかもしれない

しかし、Googleは日に日に可能性が縮まっているように感じる

Facebook Placesの発表の会場でChris Coxはリアルな世界での振る舞いやコミュニケーションは急速に変化していることを強調し、このPlacesの可能性を説明していた

Facebook Places発表会場の様子(ビデオ)

facebook-places

ソース:Business Insider The Implications Of Facebook’s “Places”

Foursquare、Gowalla

Google Chromeアプリストアを今秋開始、気になるその戦略

Googleは今年の10月にもChromeのWebアプリストアを開始する。これによりGoogleの戦略が徐々に見えてきている

google-chrome-store-app

ゲームサイトを運営する”1up”がヨーロッパのカンファレンスの際にゲーム開発者にむけてGoogleが行ったプレゼンテーションの写真を手に入れている。このプレゼンテーションには先日のGoogle I/Oカンファレンスで発表したHTML5アプリケーションのマーケットプレイスに関することがChrome Web Storeとして示されている

この新しいGoogleのアプリストアは、アプリアイコンやカテゴリ分類、アプリのレートなど、AppleのiPhone App Storeの成功要素をかなり盛り込んだかたちになっている

ただ、目を引くポイントも見受けられる。“Apps your friends like”というセクションは、GmailやGoogle Buzz、その他のGoogleがもつデータを活用し友人がどう評価しているのかがわかる仕組みも用意されているようだ

特筆すべきはレベニューシェアの割合かもしれない。Chrome Web StoreではGoogleは“processing fee”として5%程度を徴収するだけで、残りは開発者側に支払われる。開発者側の利益を優先し、優れたアプリケーションが継続的にリリースされるようなプラットフォームを目指している

google-chrome-store-app-2

Googleの大きな敵はFacebookとAppleでソーシャルとモバイルのジャンルでGoogleを脅かしている。Facebookの勢いは止まる気配を見せず、AppleもiAdが好調でGoogleの利益を蝕んでいっている

この2つの脅威に対しChrome Web StoreはGoogleの取り組みの一部となりえる。Webの分野でいま加熱しているゲーム市場をとらえることができるかどうか

Androidでモバイル分野を徐々に回復しつつあり、秋にはGoogleTVでテレビ分野を見据え、Chrome Web Storeはオールジャンルを支配したいGoogleの1つのピースとなりえるだろうか

そして噂のGoogle Meも連携しソーシャル分野での巻き返しも気になるところだ

ソース:Mashable The Chrome Web Store Is Coming, and Google Has Big Plans for It

BEST BUY ロケーションベースアプリを使いポイントシステム統合

米国の家電量販店”BEST BUY”は257店舗でロケーションベースサービスの”Shopkick”と連携しデジタルロイヤリティプログラムを導入する

shopkick

ShopkickはiPhoneとAndroidでオートチェックイン機能を提供するロケーションベースサービスのモバイルアプリだが、このkickbucksのバーチャル貨幣をつかいCheck-inに対する報酬を提供し、報酬をためるとBEST BUYの商品ポイントに交換することができる

これによりShopkickがBEST BUYのポイントシステムを統合することになる

Shopkickのオートチェックインは専用のスピーカーが店内に耳に聞こえない音をシグナルとして発信している。このシグナルには店舗コードが含まれていて確実なオートチェックインを実現している

Shopkickはこの他、百貨店のMacy’sや370のショッピングセンターをもつSimon Property Groupなどと提携をすすめており、今後このポイントプログラムは大きく普及していくかもしれない

ソース:Mashable Best Buy Launches Shopkick Automatic Checkins and Rewards at 257 Stores

GroupTabs 位置情報とクーポンを連携させたサービス

GroupTabs“はFoursquareなどのロケーションサービスとGrouponのようなグループバイイングサービスをミックスして提供しているスタートアップしたばかりのサービスだ

grouptabs

まだスタートしたばかりのサービスなのでこのサービスを利用・提供しているお店はないが、なかなか面白そうな仕組みになっている

あるお店で、ある決められた時間に、一定人数がCheck-inするとCheck-inしたユーザーに対しスペシャルメニューが提供されるという仕組みになっている

時間や必要なCheck-in数、スペシャルメニューなどはお店側が設定できるが、例えばレストランなどで20人以上Check-inがあった場合はドリンクや特定のコースを半額で提供したりということが可能になる。これにより魅力的なメニューをクーポン対象にすることによりある一定数の集客を見込むことができる可能性がもてることになる

このサービスを利用するにはGroupTabsのID取得とGPSを取得できるスマートフォン、TwitterかFoursquare、Facebookなどのアカウント連携が必要になる

ソース:Mashable Foursquare + Groupon = “It” Startup GroupTabs

Facebook iOS開発ツールにOpen Graph機能を追加

Facebookは同社が提供しているOpen Graph APIへのアクセスを容易にする機能を”iOS Developer Toolkit”に追加している

これにより、iPhoneやiPad、iPod touchのアプリケーション開発者は、Likeボタンなどの設置などをとおし簡単にFacebookのソーシャルグラフを利用するアプリケーションが開発できる

新しい開発ツールはFacebook OAuth 2.0によるサポートが追加されている

iOS Developer Toolkitはgithubで無償配布されている

ios-dev-tool

http://github.com/facebook/facebook-ios-sdk

ソース:Mashable Facebook Adds the Open Graph to iOS Developer Toolkit

Weeplaces FoursquareのCheck-in記録をビジュアル化してくれるアプリ

昨年の後半に”Foursquare”がAPIを公開してから、実に多くのアプリケーションがその地域データーを活用しているが、Weeplacesは全く別レベルでFoursquareのデータを活用している

foursquare-weeplaces

このアプリはWeeplacesにFoursquareのIDでログインすると、自分のすべてのチェックインを地域データとともにグレースケールのマップにプロットしてくれるビジュアル化アプリ

このアプリのもう1つの特徴はタイムライン機能で、一番最初にCheck-inした場所から最も最近にCheck-inした場所までのポイントのプロットが終わると、Check-inした順番にポイント間を黄色のラインが走っていく

自分自身のマップを作ってみると、自分の行動パターンや習慣がみえてきてなかなかおもしろいと思う

Weeplaces http://weeplaces.com/foursquare/

ソース:Mashable HOW TO: Visualize All Your Foursquare Check-ins

Facebook ロケーションサービス開始間近か

米CNETのレポートによると、Facebookのロケーションサービスの開始が数週間以内にはじまるだろうと伝えている

mark-zuckerberg-facebook-location-servise

サービスに関する詳細は伝えられていないが、現存するロケーション関連のアプリにプラグインを提供するAPIが中心になりそうだ。Facebook elsewhereの戦略を踏襲している

CNETはその新しいAPIをFoursquareの競合と呼んでいるが、もっと高機能なものをその競合にも提供するはずである

なおソーシャルゲームやローカル情報との連携に関してはまだ述べられていない

ソース:Business Insider Facebook’s Location Product Is Finally On The Way

PayPal 割り勘をスマートにするモバイルアプリ

決済サービスを提供する”PayPal”はbump(スマートフォンをぶつけ合うような動作)機能を使い小額の支払ができるアンドロイドアプリを公開した

paypal-android-application

これによりレストランやイベントなどにグループで出かけたときなど、会計の割り勘が非常にシンプルに行える。一括で支払をした人が各人への支払額をアプリでリクエストし、皆が端末をbumpするだけで回収が終了する

既にこの機能はiPhoneアプリには採用されていて、これでマルチプラットフォームで決済機能が使えるようになる

PayPalのモバイルアカウントは現在急激に増加していて、今年は2009年に比べ倍のペースでユーザーが増加しているようだ。同社もこのモバイルアカウントによる個人間の少額取引の増加は重要な戦略の1つになっていると述べている

ソース:Mashable PayPal For Android Gets a “Bump”