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location-based service

Facebook ロケーションベースサービス”Places”をFoursquare、Gowallaと連携し開始

Facebookは8月18日カリフォルニア州パロアルトで、同社のロケーションベースサービス”Facebook Places”の開始を発表した。明日8/19からサービスが利用可能になる

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Facebook Placesは初期パートナーとしてFoursquare、Gowalla、Yelp、Booyahの4社と連携して提供される

FacebookのPlace APIの共有と、チェックイン情報や獲得したバッジのフィード、友人へのタグ付けが実現され、事実上最大のロケーションベースサービスのプラットフォームになる

このサービスがスタンダードにになれば、チェックインモバイルアプリケーションの分野でFacebookは大きなチャンスを手にすることになる

今回の提携はロケーションベースサービスを開拓してきたFoursquareやGowallaにとっては、サブのアプリといった立場においやられてしまった感じはいなめない。ユーザーの規模を比較すると提携したそれぞれの4社の可能性は小さくなったように思える(巨人と競合し、消えていくよりは懸命な選択なのだろうか)

一方、Twitterのロケーションサービスはあまり活動的ではないが、Twitterはフレンドやロケーションに縛られることなく自分を語る”パーソナルラジオ”的なユニークな役割を果たすサービスなので、今後もロケーションにはあまりアグレッシブになる必要はないかもしれない

しかし、Googleは日に日に可能性が縮まっているように感じる

Facebook Placesの発表の会場でChris Coxはリアルな世界での振る舞いやコミュニケーションは急速に変化していることを強調し、このPlacesの可能性を説明していた

Facebook Places発表会場の様子(ビデオ)

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ソース:Business Insider The Implications Of Facebook’s “Places”

Foursquare、Gowalla

BEST BUY ロケーションベースアプリを使いポイントシステム統合

米国の家電量販店”BEST BUY”は257店舗でロケーションベースサービスの”Shopkick”と連携しデジタルロイヤリティプログラムを導入する

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ShopkickはiPhoneとAndroidでオートチェックイン機能を提供するロケーションベースサービスのモバイルアプリだが、このkickbucksのバーチャル貨幣をつかいCheck-inに対する報酬を提供し、報酬をためるとBEST BUYの商品ポイントに交換することができる

これによりShopkickがBEST BUYのポイントシステムを統合することになる

Shopkickのオートチェックインは専用のスピーカーが店内に耳に聞こえない音をシグナルとして発信している。このシグナルには店舗コードが含まれていて確実なオートチェックインを実現している

Shopkickはこの他、百貨店のMacy’sや370のショッピングセンターをもつSimon Property Groupなどと提携をすすめており、今後このポイントプログラムは大きく普及していくかもしれない

ソース:Mashable Best Buy Launches Shopkick Automatic Checkins and Rewards at 257 Stores

GAP FoursquareのCheck-inで25%ディスカウントキャンペーン

アパレルメーカーのGAPは1日限定でソーシャルメディアと連動したディスカウントキャンペーンを実施した(キャンペーンは2010年8/14に開催された)

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このキャンペーンは同社の“The BlackMagic Event”というイベントの一貫に行われ、Facebook、Twitter、Foursquareがメディアとして利用された

Facebookユーザーはクーポンをプリントアウトをしなければならず、Twitterユーザーはディスカウントコードを事前に取得する必要があり少々手間がかかってしまうが、Foursquareはその場でCheck-inをするだけ、それぞれのユーザーにすべての商品を対象に25%のディスカウントが提供された

まだまだロケーションサービスのユーザーは少ないが、Check-inを使いこの手のプロセスを簡単にするという目的にはAnn Taylorの事例ドミノピザの事例をみると優位性があるように思う

ソース:Mashable Gap Offers 25% Discount for Foursquare Checkins

GroupTabs 位置情報とクーポンを連携させたサービス

GroupTabs“はFoursquareなどのロケーションサービスとGrouponのようなグループバイイングサービスをミックスして提供しているスタートアップしたばかりのサービスだ

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まだスタートしたばかりのサービスなのでこのサービスを利用・提供しているお店はないが、なかなか面白そうな仕組みになっている

あるお店で、ある決められた時間に、一定人数がCheck-inするとCheck-inしたユーザーに対しスペシャルメニューが提供されるという仕組みになっている

時間や必要なCheck-in数、スペシャルメニューなどはお店側が設定できるが、例えばレストランなどで20人以上Check-inがあった場合はドリンクや特定のコースを半額で提供したりということが可能になる。これにより魅力的なメニューをクーポン対象にすることによりある一定数の集客を見込むことができる可能性がもてることになる

このサービスを利用するにはGroupTabsのID取得とGPSを取得できるスマートフォン、TwitterかFoursquare、Facebookなどのアカウント連携が必要になる

ソース:Mashable Foursquare + Groupon = “It” Startup GroupTabs

Weeplaces FoursquareのCheck-in記録をビジュアル化してくれるアプリ

昨年の後半に”Foursquare”がAPIを公開してから、実に多くのアプリケーションがその地域データーを活用しているが、Weeplacesは全く別レベルでFoursquareのデータを活用している

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このアプリはWeeplacesにFoursquareのIDでログインすると、自分のすべてのチェックインを地域データとともにグレースケールのマップにプロットしてくれるビジュアル化アプリ

このアプリのもう1つの特徴はタイムライン機能で、一番最初にCheck-inした場所から最も最近にCheck-inした場所までのポイントのプロットが終わると、Check-inした順番にポイント間を黄色のラインが走っていく

自分自身のマップを作ってみると、自分の行動パターンや習慣がみえてきてなかなかおもしろいと思う

Weeplaces http://weeplaces.com/foursquare/

ソース:Mashable HOW TO: Visualize All Your Foursquare Check-ins

Facebook ロケーションサービス開始間近か

米CNETのレポートによると、Facebookのロケーションサービスの開始が数週間以内にはじまるだろうと伝えている

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サービスに関する詳細は伝えられていないが、現存するロケーション関連のアプリにプラグインを提供するAPIが中心になりそうだ。Facebook elsewhereの戦略を踏襲している

CNETはその新しいAPIをFoursquareの競合と呼んでいるが、もっと高機能なものをその競合にも提供するはずである

なおソーシャルゲームやローカル情報との連携に関してはまだ述べられていない

ソース:Business Insider Facebook’s Location Product Is Finally On The Way

Geotoko 複数のロケーションサービスキャンペーンを統合するツール

現在、多くの会社からロケーションサービスが提供されているが、ブランドのマーケターや代理店向けにこれらのサービスを複数利用したキャンペーンを統合するツールが”Geotoko”である

GeotokoはFoursquareやBrightkite、Loopt、Gowalla、Twitter、Yelpなど主要なロケーションサービスに 対応しているので、どれか1つのサービスに絞ってキャンペーンを実施するのではなく、まとめて管理することが可能だ

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ツール内ではキャンペーン管理ページをつくり、Check-inの報酬を管理する。分析はリアルタイムで行えて、パフォーマンスやROI、振る舞いや、ロケーション、利用プラットフォームなどが分析の軸になっている

ロケーションサービスを使いキャンペーンを考えているマーケターにとっとはシンプルで非常に便利なツールになっている

ソース:Mashable Run Multiple Location-Based Marketing Campaigns with One Cool App

Google Places ビジネスオーナーがレビューにレスポンスを可能に

Googleは”Google Place Page”に掲載されたレビューに対して、お店側やビジネスオーナーがレスポンスを返せる機能を追加した

google-places-biz-response

この機能はビジネスオーナーにとっては非常に魅力的な機能かもしれない。そのレビューがポジティブなものであってもネガティブなものであってもそれを補ったり正したりできる機会が持てることや、何よりも顧客とのエンゲージメントを持つきっかけができる

この、レビューへのレスポンスをするためにはまずGoogleの承認が必要になるが、利用の仕方やレスポンスするためのガイドラインなどはユーザーガイドにまとめられている

このレスポンス機能はロケーションサービスの競合Yelpにも採用されていて、Google mapのAndroid版 もYelpに似てきており両サービスの橋渡しが進んでいるように思える

Googleは若干モバイルビジネスでは出遅れた感はあるものの、機敏に精力的にこのようなプラットフォームのアップデートに取り組んでいる。欲を言えばビジネスオーナーがこのようなモバイルサービスを管理できるダッシュボードを提供してくれることを願う

ソース:Mashable Business Owners Can Now Respond to Reviews on Google Place Pages

Foursquare 機内ネットサービスと組み”空”でのcheck-in

foursquare-mile-high-badgeロケーションサービスの”Foursquare”と機内のインターネット接続環境サービス”Gogo”が連携し、スペシャルバッジの提供を開始した

Gogoの Inflight Internet serviceを経由してチェックインをした人はこの”Mile High Badge”が提供される

両社の取り組みは空でのモバイルチェックインもユーザーに取っては重要・ステータスではないかと提案している形になっている

Gogo Inflight Internet service は米国内のAir Canada, AirTran, Alaska, American, Delta, United, US Airways and Virgin Americaで利用することができる

この取り組みがうまく行くとGogoにとってはソーシャルメディアを利用した大きなキャンペーン効果を得ることになるだろう

ソースMashable Foursquare and Gogo Form Their Own “Mile High Club”

Foursquare and Gogo Form Their Own “Mile High Club”

PepsiCo 新たなデジタル分野でのアドバンテージを求めた取り組み

ペプシやゲータレードなど人気の飲料ブランドをもつ”PepsiCo”が実施する取り組み”PepsiCo10″のサミットが開催され20のスタートアップ企業が参加しサービスをプレゼンした

pepsico10

http://www.pepsico10.com/

PepsiCo10とは、同ブランドの販売やマーケティングにおいて、新しい斬新なアイデアやメディア、サービスを持つスタートアップ企業と出会える場所を求める取り組みである。この取り組みによりデジタル分野でのアドバンテージを早く自社のものにするという狙いがある

スタートアップ企業にとっても自社のサービスの可能性の証明や実績を作る絶好の機会であると言える

PepsiCo10では以下の4つのカテゴリにおいてのべ10社をキャンペーンに採用する予定

・ソーシャルメディアマーケティングコミュニケーション

・モバイルマーケティング

・位置情報や店舗ベースの体験マーケティング

・デジタルのビデオとゲーム

それぞれのカテゴリで非常に興味深いスタートアップ企業がプレゼンを繰り広げた

詳細は以下のページで

ソース:Mashable 20 Startups Vie to Power PepsiCo’s Next Social Media Marketing Campaigns