米国Hondaは最新のハイブリッドスポーツカー”CR−Z”のプロモーションで、Facebookのソーシャルゲーム”Car Town”の中で屋外広告を展開している
Car Townはバーチャル貨幣を使い車を購入したり、パーツを付けるなどのカスタマイズをしてロードトリップにでたり、チャレンジをコンプリートさせバーチャル貨幣を稼いだりする”Cie Games”が提供するソーシャルゲーム
このCarTownの中のすべての屋外看板に2ヶ月間クリッカブルなHonda CR-Zの広告が掲載される。広告をクリックするとゲーム内のHonda CR-Zブースを訪れることができ、バーチャルCR−Zが購入できたり、プロモーションビデオを見ることができる
バーチャルCR−Zはビーチや雪の中を走ることができ同車のスポーティなイメージや燃費効率の特徴を体感できるような車になっている
このようにソーシャルゲームに商品の認知度向上や消費者とのエンゲージメントを求める企業は増えてきている。FarmVilleを利用しCascadian FarmやマイクロソフトBingなど大きな成果を得ている企業も増えてきている
また、ディズニーのPlaydom買収やGoogleのSlideとJambool買収などこのジャンルへの投資も盛んになってきていることと、eMarketerの予測では、2009年には$2.2billだったバーチャルグッズの購入は2013年には$6billまで成長すると考えられていること、そして企業のソーシャルゲームへの広告出稿も2011年に$293millまで拡大すると見られていることを加味するとこの分野はまだまだ勢い良く拡大しそうな気配だ
今回米国Hondaにとってはソーシャルゲームへの初めての出稿であるが、CR-Zのメインターゲットである25-30歳のターゲットと、広告ではなくカジュアルな環境下でエンゲージメントを持てるというのは非常に良い機会であると考えているようだ
CarTownは今なおユーザーが2倍のペースで増え続けていて利用者は350万人を超えている。FarmVilleの6500万人には到底及ばないが、Hondaのエンゲージメントプロモーションがどの様な結果をもたらすかは非常に興味深いところだ
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ソース:Mashable Honda Takes Social Gaming for a Test Drive
Cascadian Farm