Burberryは9/21、London Fashion Weekでの2011年春夏コレクションの発表に合わせて様々なデジタルでの取り組みを行なっている
まず、London Fashion Weekの会場では女性向けのハイエンドアイテムのラインアップのショーがキャットウォークを使って行なわれたが、この模様はBurberryのサイトでライブストリーム放送がされ、サイトからアイテムが買えるようになっている(この試みは2010年の秋のコレクションから実施されている)
また、このライブストリームに合わせフラッグシップとなる25のショップに大型のハイビジョンスクリーンを設置し顧客を招いてロンドンのショーと連動したインストアイベントを実施している
このインストアイベントで顧客に手渡されたのが、イベント用にカスタマイズされたアプリがインストールされたiPadだった。このアプリでアイテムをブラウズしたり即購入することもできる
顧客は発表されたアイテムやアクセサリーを試せるわけではないのでBurberryのサイトで見ても変わらないように思えるが、熱心な顧客は店員のアドバイスやアシストを受けるとともに、その場の雰囲気やエネルギー、音楽など特別な感覚を楽しむことができたと思うとクリエイティブ責任者は話している
インストアイベントがショー会場とのギャップを巧みに埋めてくれたわけだが、セカンドスクリーンとしてのiPadもアイテムの理解と購買へのスムーズな導線に一役かっていることは間違いないだろう
いずれはこのような取り組みが増え当たり前になっていくのだろう
ソース:Mashable Burberry Customers to Shop via In-Store iPads Following Today’s Runway Show