ライブラリのダウンロード・インストール方法
ブラウザでダウンロード・インストール
この方法はブラウザさえあれば、特にツールやクライアントなど必要としない手動で行なう方法です
ブラウザでGitHubやGoogle Deveropersなどを訪れ、
ローカルの任意の場所にライブラリをダウンロードします
解凍し(必要なら何らかの作業をして)、
そのファイルを自分のプロジェクトへ追加します
必要に応じて
リンクライブラリ(Link Binary With Libraries)へ追加
プロジェクト名-Prefix.pch のインポート部分へ追加
などを設定しインストールが完了します
CocoaPodsを使ってダウンロード・インストール
CocoaPodsは自分のプロジェクトに複数のライブラリを同時にダウンロード・インストールできます
複数のライブラリの追加・設定(Dependencies/依存関係の設定も含)の作業をとてもシンプルにしてくれるので重宝している人が多いと思います
CocoaPodsを最初にインストールする必要があります
CocoaPodsインストールに必要なもの
・Ruby ※OSXには既にRubyがインストールされています
・XcodeのCommand Line Tool ※Xcode '> Preferences '> Downloads '> Components で Command Line Toolの状態を確認し、必要ならUpdate あるいは Install
CocoaPodsのインストール
ターミナルから、任意のディレクトリで
1. $ sudo gem install cocoapods
2. $ pod setup
これでCocoaPodsのインストールが完了します
ライブラリを試す pod try
ライブラリがCocoaPodsに登録されていたら、簡単に試すことができます
登録されているか確認はこちらで検索できます
http://cocoapods.org/
MPFlipViewControllerを試す例:
ターミナルから、任意のディレクトリで
$ pod try 'MPFlipViewController'
XcodeでMPFlipViewController.xcodeprojが立ち上がるので、Runするとシミュレータが立ち上がります
ライブラリ追加方法
1. 自分のプロジェクトを作成します
2. そのプロジェクトのルートディレクトリにPodfileを作成、インストールしたいライブラリやバージョン、条件を記述します
Podfile記述例:
platform :ios
pod 'JSONKit', '> 1.4'
pod 'Reachability', '~> 3.0.0'
3. 記述したライブラリのインストール
ターミナルから
$ cd ~/PATH/TO/YOUR/PROJECT
$ pod install
4. Xcodeで「xcworkspace」ファイルを開きます
これで、指定したライブラリが自分のプロジェクトにインストールされます
参考記事:
開発レシピ:Objective-Cのライブラリ管理ツール CocoaPods
必要に応じて
プロジェクト名-Prefix.pch のインポート部分へ追加
などを設定しインストールが完了します
gitを使ってダウンロード・インストール
gitはバージョン管理システムの一種です
ほとんどのiOSライブラリはgitを使ってバージョン管理をしているため、ライブラリのダウンロードやそのライブラリを最新バージョンに置き換えることがターミナルのコマンド1つで可能です
よく使うライブラリはgitで入手しておけばその後は楽に運用できるでしょう
ただし、最低限のgitの知識やgitするためのクライアントやツールをインストールする必要があります
gitとは
gitまとめ
gitクライアント
GitHub Mac
SourceTree
ターミナルから
など
ターミナルから NimbusKitの例
$ cd ~/PATH/TO/YOUR/DEV/FOLDER
$ git clone https://github.com/jverkoey/nimbus.git
で入手します
※アップデートは
$ cd ~/PATH/TO/nimbus/
$ git fetch; git rebase origin master
必要なファイルを自分のプロジェクトへ追加します
必要に応じて
Link Binary With Libraries
プロジェクト名-Prefix.pch
などを設定しインストールが完了します