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SCVNGR ビジネス向けFacebook Place Pageを加速させるアプリ

ロケーションベースサービスの”SCVNGR”はビジネス向けに”チャレンジ”と”リウォード”を導入できるFacebookアプリをリリースしている

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このアプリケーションは”チャレンジ”と”リウォード”といったカテゴリでは、Facebook Placesと連動しサードパーティだけで制作された最初のアプリケーションとなる。インストールは至極簡単でワンクリックで導入、Facebookユーザーへすぐに機能を提供することができる

SCVNGRアプリページ

アドオンとして提供されるこのアプリケーションは、Place Pageの左のメニュー部分に表示される。ビジターはこのアイコンをクリックすることでアプリのページに移行し、リウォードとチャレンジに挑戦できる

SCVNGRがもつチェックイン、チャレンジ、リウォード、写真といったアクティビティがSCVNGRへはもとよりFacebook Placesにも反映されることになる。その拡散力は非常に大きなものとなり、コメントやLikeを獲得する機会が増大しビジネスへの影響、ソーシャルメディアでのプレゼンスも拡大されると予想される

Facebookファンページはすでに多くの企業において自社サイトよりもビジターが多い重要な場所になっていて、Place Pageもまたそうなる可能性が高いと言われている。地域ごとのlocal Businessを考えると不可欠なツールとなるだろう

このSCVNGRのアプリケーションはそんな流れを加速させるアプリケーションになるかもしれない

■SCVNGR関連の記事

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ソース:Mashable SCVNGR Releases Facebook Places Application for Businesses

Burberry ライブストリーム、iPadなどデジタルへの取り組み

Burberryは9/21、London Fashion Weekでの2011年春夏コレクションの発表に合わせて様々なデジタルでの取り組みを行なっている

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まず、London Fashion Weekの会場では女性向けのハイエンドアイテムのラインアップのショーがキャットウォークを使って行なわれたが、この模様はBurberryのサイトでライブストリーム放送がされ、サイトからアイテムが買えるようになっている(この試みは2010年の秋のコレクションから実施されている)

また、このライブストリームに合わせフラッグシップとなる25のショップに大型のハイビジョンスクリーンを設置し顧客を招いてロンドンのショーと連動したインストアイベントを実施している

このインストアイベントで顧客に手渡されたのが、イベント用にカスタマイズされたアプリがインストールされたiPadだった。このアプリでアイテムをブラウズしたり即購入することもできる

顧客は発表されたアイテムやアクセサリーを試せるわけではないのでBurberryのサイトで見ても変わらないように思えるが、熱心な顧客は店員のアドバイスやアシストを受けるとともに、その場の雰囲気やエネルギー、音楽など特別な感覚を楽しむことができたと思うとクリエイティブ責任者は話している

インストアイベントがショー会場とのギャップを巧みに埋めてくれたわけだが、セカンドスクリーンとしてのiPadもアイテムの理解と購買へのスムーズな導線に一役かっていることは間違いないだろう

いずれはこのような取り組みが増え当たり前になっていくのだろう

ソース:Mashable Burberry Customers to Shop via In-Store iPads Following Today’s Runway Show

Facebookページでユーザーはブランドとどう関わりを持ちたいのか

先日、ソーシャルメディアキャンペーンのプラットフォームの選び方という記事でFacebook、Twitter、eメールのそれぞれの強みというのを比較してみたが、Facebookに関してはもう少し結果をみてることにする

ユーザーはFacebookを通じブランドとどのように関わっているのだろうか

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ExactTargetのレポートによると、アメリカの消費者の38%はどこかしらのブランドのソーシャルメディアサイトのファンになっている。そしてそのファンになっている数は平均9ブランドとなっている

しかしながら、先日の記事をみてもわかる通り”ソーシャルメディアサイトへのファン登録”と”マーケティングメッセージを受け取りたい”というのは必ずしもイコールではないようだ

幸運にもExactTargetのレポートは、ユーザーが何を目的にFacebookのファンになっているのかを示してくれている。ファンとの友好なリレーションを続けるためには何が必要なのかモチベーションは何なのか参考になるのではないだろうか

・40%のユーザーはディスカウントやプロモーションの情報を求めている

・39%はブランドへの好意を人に伝えたいと考えている

・36%はなにかタダでもらえるグッズを期待している

・34%は企業の活動を知りたいと思っている

・33%は新商品の情報を得たいと思っている

・30%はセールの情報を待っている

・29%はゲームやコンテンツなどを楽しみたい

・25%はそこでしか見られない限定コンテンツを求めている

・22%は誰かの推薦に応えファンになっている

・21%は企業への理解を深めるためと答えている

・13%は企業とのリレーションを期待している

ユーザーが本当に様々な理由でファンになっているのが読み取れるが、これらの要求に応えることは当面では重要になってくるだろう

また、このレポートではFacebookユーザーはウィークデイの9〜17時にはあまりサイトにアクセスしないと伝えている。コンテンツの更新やポストは朝か夕方以降のほうが効果的かもしれない。男女では女性は比較的ビジネス的な面への興味はあまり示しておらず、リレーションシップにフォーカスをしているようだ

これらの結果を加味し、また自身の成功や失敗の体験を踏まえた上でソーシャルメディアキャンペーンを立案してみてはいかがだろうか

ソース:Exact Target SUBSCRIBERS, FANS, & FOLLOWERS: Cross-Channel Success With Email, Facebook, and Twitter

Fan? Follower? Subscriber? ソーシャルメディアキャンペーンのプラットフォームの選び方

FacebookかTwitterか多くのマーケターはソーシャルメディアキャンペーンのプラットフォーム選びに頭を悩ませていることだろう。そんな中、忘れてしまいがちなのが eメールの存在であろう

Fanを増やすのが良いのか、Followerを増やすのが得策なのか、Subscriberを増やすのが効率的なのか

そんな疑問を少し解消してくれる調査結果を”Exact Target“が発表している

このExact Targetが発表したレポート”The Collaborative Future”によると、eメール、Facebook、Twitterともにユニークな強みを持っていると伝えている

印象的な項目は

・”購買に強い意欲”を持ったという人は、Twitterがトップで37%、eメールが次いで27%、FacebookのFanは17%となっている

・そのブランドを”人に薦める”という人は、Twitterが33%、eメールが24%、Facebookは21%という結果が出ている

・”お得情報やプロモーション情報を受け取る”という目的でブランドと接しているのは、eメール経由が67%、Facebookは40%、Twitterは31%にとどまっている

・”友人にこのブランドが好きであることを知らせる”目的で利用しているのが、Facebook39%、Twitter22%、eメール11%

・”ブランドとのインタラクション”が目的なのは、Twitterが20%、eメールは14%、Facebookは13%となっている

ユーザーがそのプラットフォームに求めているもの、キャンペーンのなかでそのプラットフォームが果たすべき役割などを検討した上で選択をするべきではないだろうか

ソース:Exact Target SUBSCRIBERS, FANS, & FOLLOWERS: Cross-Channel Success With Email, Facebook, and Twitter

Exact Target

最もパワフルな”カラー”を持つWebブランドは?

“COLORlovers”によるWebブランドトップ100社のロゴを色で分類、分析したインフォグラフ。AlexaとCompete、Nielsenのデータを加味し100社を選出している

最もポピュラーなのが青、次いで赤とオレンジ、マルチカラーも人気があるようだ

ソース:COLORlovers The Most Powerful Colors in the World

成功者に学ぶソーシャルメディアキャンペーン

企業がオンラインでの様々なキャンペーンに取り組む中、ソーシャルメディアをうまく利用することでネットの持つポテンシャルを引き出し始めているように思う

ここではいくつかのキャンペーンを例にあげ、ソーシャルメディアキャンペーンの効果を改めて考えてみる

■Gap

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GapのGrouponを利用したキャンペーンは多くの記事で紹介されもう概要の説明はいらないかもしれない。共同購入成立で$50分のクーポンを$25で買えるというものだが、441,000のクーポン、$11 millが販売され大きな反響をよんだ

GapはまたFoursquareのチェックインディスカウントキャンペーンも行なっている

この2つのキャンペーンで直接的な売上や口コミがソーシャルメディアキャンペーンに広がったことは大きな収穫であるが、もうひとつ大きな効果があったとシニアディレクターは述べている

それはGapで商品を買った人の70%が彼らのWebサイトをブラウジングし始めたこと。ブランドのサイトに集まることで消費者はGapへのブランド理解が高まり、ロイヤリティが高まっているようだ

直接的な効果にプラスし、サイト誘導とロイヤリティ向上のきっかけもポテンシャルとして検討できるという例かもしれない

■Starbucks

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Starbucksはソーシャルメディアでのキャンペーンには積極的なブランドのひとつ

FoursquareでのメイヤーシップやTax Dayのpromoted tweetキャンペーン、FacebookとTwitterでのフリーペーストリーデイなどさまざまなキャンペーンを展開している

Starbucksに習いたいのはその早さかもしれない。Foursquareやpromoted tweet、フリーコーヒーのキャンペーンいずれにおいても、まだだれも行なっていない手法やメディアをあえて利用している

その早いということが、ソーシャルメディア系の媒体やひいては技術系、一般のさまざまな媒体でニュース性を発揮し話題としての初速に勢いをつけている

ソーシャルメディアのキャンペーンでは早さと目新しさも必要な条件になってくるかもしれない

■Mountain Dew

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Mountain Dewは新しいフレーバーの開発にソーシャルメディアを活用している

家庭用のお試しパック”Mountain Dew Box”を作成し、消費者へ提供をおこない、Twitterをつかいバイラルビデオキャンペーンを実施している。最終的には”DEWmocracy“というキャンペーンサイトで投票を受付けフレイバーを決定している

このキャンペーンにより消費者による草の根的な多くの露出をソーシャルメディアを通して得ることができ、ブランドの成長をとげることができた

背景には洗練されたトライアルボックスの製作やディスカッションのガイド役として広告代理店のアシストが働いている。この様な工夫やシナリオの作り方でバイラルのクオリティやクオンティティも変わってくるところは注意すべき点であろう

ソース:Mashable 5 Winning Social Media Campaigns to Learn From

2010年最もバイラルされたブランド[インフォグラフ]

米国の”Viral Ad Network”が作成した2010年これまでのバイラル度を総括したインフォグラフ

最も口コミされたブランドをビデオ、Facebook、Twitterごとの分析しランキングを公開している

ソース:Viral Ad Network BLOG Most viral brands of 2010

ソーシャルメディアこれからの5年

social-mediaこれまでの5年間、ソーシャルメディアはひとつのブラウザ上で展開される一握りのコミュニティを、急速に広がるモバイル機器をも巻き込み、コンテンツ消費の習慣に大きな変革を促し、Webをこえたアイデンティティとソーシャルグラフのつながりをユーザーに提供することで数十億ドルの産業にまで進化を遂げている

ロケーションというプラットフォームとともに、これからの5年はさらにドラマチックな変革をむかえることになるだろう。ワイヤー接続やワイヤレスネットワーク、ハードウェアなどソーシャルメディアに可能性を与える潜在的かつ先進的なテクノロジーに後押しされ、すべてのものがつながっている世界が我々を待っている。その世界は我々の生活とソーシャルメディアのインパクトを感じ始めている産業の構造改革に著しい変革をもたらすだろう

■テクノロジー

htc-evo-4g過去5年間のソーシャルメディアの成長はインターネット事業者や開発者のイノベーションだけでなく、いくつかキーになる発展によって成し遂げられていた。YouTubeの立ち上がりはブロードバンドの発展とFlash7の登場がなければなし得なかったであろう。同じようにここ数年のモバイルアプリの増加はスマートフォンの機能とモバイルネットワークの発展がなければ難しかったかもしれない

今日ではそのキーとなるテクノロジーは”4G”スマートフォンの登場と考えている。(3Gよりも4Gは著しくスピードが速い)米国では”Sprint HTC EVO”という機種が6月に発売になっている。しかしながらSprintの4Gネットワークのカバレッジエリアはまだ4000万人程度にとどまっている。同様にワイヤレスブロードバンドISPである”Clearwire”も5月にそのネットワークエリアは4100万人にしかリーチしていないと伝えている。現状はまだこの程度だが、モバイルブロードバンドの加入者は2013年までに全世界で10億と予測されている

加えてワイヤー接続のブロードバンドは投資の増加にともないアメリカの家庭の90%にまで届き、数年以内には50mbpsのボトムラインはクリアされるであろう。現在ではこうした需要と供給のギャップが存在する。それをクリアした時にソーシャルメディアのすべてのイノベーションが起こる

■強いものがさらに強くなる

比較的短いソーシャルメディアの歴史のなかで毎年のように「あなたや友達のホーム」としてメディアが登場する一方で、FacebookやTwitter、YouTubeといったソーシャルメディアサービスがこれからの5年でそのすでに突出したポジションから転げ落ちることはまず想像がつかない

Facebookは今までのどのソーシャルメディアよりもユーザー数やデモグラフィックの多様性において遥かに巨大で、Webまわりではもはやログインサービスのデファクトになっている。YouTubeはオンラインビデオジャンルで初心者からプロのコンテンツにおいて競合をかわしアグレッシブに大きなリードを保ち続ける。Twitterも30万を超えるアプリのエコシステムと大小様々なメディアのディストリビューションプラットフォームに支えられ圧倒的な力になっていく

今日我々がみる最も新しい手法は、どうやって巨大なソーシャルメディアを作り上げるかではなく、FacebookのLikeやTwitter、YouTubeをどう活用していくかを考えることだろう

■ソーシャルメディアの次の最前線

より早くユビキタスなインターネットのダイナミズムが与えられ、ソーシャルメディアのランドスケープはいくつかのキーになるサービスでのアプリケーションとつながっている数十億の機器によって定義される。この5年間は過去10年プリントメディアでみられたドラマチックな変革がテレビやラジオといったメディアにもシフトをもたらすだろう

インターネットはすでに誰をもパブリッシャーにしている。しかし今では、インターネットにつながったテレビにより誰もがお茶の間にアクセスすることを可能にしている。Blip.tvはこのトレンドにいち早く取り組んでいる。Blip.tvがオンラインを通じて提供している番組が1ヶ月に1億回近く視聴されていると報告している。これはABCとNBC、FOXの合計視聴数の10%に相当する

このトレンドはアリーアダプターやBoxeeとRokuのようなセットトップボックスメーカーには放置されていたが、ここ数ヶ月ではGoogleTVやAppleTVの取り組みなどがみられる。同じくしていわゆる「セカンドスクリーン」プロバイダーはTwitterやFacebook、YouTubeを通してモバイルやタブレットを使いコンテンツ周辺のソーシャル体験を提供している。このトレンドは我々がプリントメディアでのここ最近の出来事を通して知っているようにテレビやビデオの領域でも消費者に選択の広さを提供するようになるだろう

ラジオでも同じシフトは見られるだろう。今年の後半には”LTE Connected Car”が登場する。FORDがこの分野に取り組んでいて、Pandoraからのストリームミュージックをカーステレオで聞けるようにするというもの。ラジオの変革はテレビほど急速ではないが、イノベーティブではある。PandoraからLast.fm、BlogTalkRadioなど多くのコンテンツホルダーがこの波を待ち構えている

■ソーシャルメディアを超えて

接続されたデバイスのテーマはメディアを超えて膨らんでいくが、体重や脂肪の管理からカレンダーとシンクロしたアラームまですべてのものは急速に現実となっていく。我々はこのトレンドの結果として振る舞いの変化が起こっているのを見始めているのかもしれない。ロケーションシェアアプリの成長やクレジットカードの購買履歴をシェアするアプリなどがその証拠かもしれない

この5年間にソーシャルメディアが我々を連れて行くところを決めるプロダクトや人やトレンドがあるだろう。しかし、アイデンティティの接続性やポータビリティ性そしてメディアの民主化といった重要なテーマはより活発になり、我々が5年間住むソーシャルメディアのランドスケープを大きく広がった新しいものにするだろう、ただそれは我々が今日既に慣れ親しんでいるものという現実もあるかもしれない

ソース:Mashable The Next 5 Years in Social Media

レッドスキンズ Foursquareで観客動員を増やせるか?

NFLのシーズンインに合わせワシントンを本拠地にする”Redskins”がFoursquareを利用しチェックインキャンペーンを展開している

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Redskinsキャンペーンページ

一方、ミネソタVikings と ニューイングランドPatriots はSCVNGRを使ったロケーションベースキャンペーンを展開しており徐々にスポーツ界隈にもソーシャルメディアへの取り組みが広がってきている感がある

RedskinsのキャンペーンはホームスタジアムであるFedExFieldやワシントンDCエリアにあるレッドスキンズバーでCheck-inすることで、レッドスキンズのスペシャルバッジやチームに関するトリビアを獲得することができる。その他にはゲームの特別席のチケットや練習中のフィールドへのパス、チーム主催のパーティーへの参加権利などファンにはこたえられない特典なども用意されている

ロケーションベースサービスがファンの増加やチケット購入にどの程度貢献するのかは非常に興味深いところだ

ソース:Mashable Washington Redskins Tackle Foursquare

Hotlist 主要なロケーションベースサービスをアグリゲートするアプリ

“Hotlist”はFacebook PlacesやTwitter、Google Maps、Yelpのデータを統合してくれるGeo-Socialアグリゲーター

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Hotlist http://www.thehotlist.com/

4つのサービスのデータ統合でより価値のあるチェックイン情報を作り上げている

Hotlistはたとえ自分の友達が近くにいなくとも、そこにチェックインした人数や男女比率、YelpのレビューにTwitterのポスト、それぞれの人が付けたレイティング情報などを含んだ近くの人気スポットを紹介してくれるアプリケーション

それぞれの情報は膨大で型もまちまちだが、Hotlistは実に見事にそれらの情報をまとめあげている。ひとつひとつのサービスではなかなか補えない情報をアグリゲートすることでカバーしたよくできたアプリケーションだと思う(各サービスのユーザーが膨れ上がった時にはデータがさばけるかは少し心配だが)

現在はiPhoneアプリが提供されているが、AndroidやBlackBerryへの対応が待ち遠しいところだ

ソース:Mashable See What’s Hot Nearby on Facebook Places, Twitter and Yelp

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