電子書籍の歴史は1980年代末からはじまり、現在までに多くの会社が開発に参入しているため、20以上のデータフォーマットが存在しています
その中で多くの電子書籍に採用されている主なフォーマットには以下のようなものがあります
EPUB | 米国の電子書籍標準化団体IDPFが推進するXMLベースのオープン規格。北米ではデファクトスタンダードとなっている。EPUB3.0では縦書きやルビなどにも対応 |
アドビ システムズ社が開発。環境に依存しないスタンダードなフォーマット | |
XMDF | シャープが開発・提唱。日本の書物特有のルビ振りや段組といったレイアウトを考慮 |
AZW | アマゾンKindle用のフォーマット。MOBI形式に独自の DRM(Digital Rights Management) をつけたもの |
MOBI | 仏Mobipocketが開発したフォーマット。AZWのベースとなっておりDRM以外は仕様にほとんど差がないのでKindleでも閲覧できる |
.book | ボイジャー社が開発。縦書きやルビをサポート |
TTZ | ボイジャー社が開発。テキストやHTMLをベースにしたシンプルなフォーマット |
.ebi | イーブックイニシアティブジャパンが開発。eBookJapanのフォーマット |
MEDUSA | パピレスが開発。ブラウザーで閲覧できるフォーマット |
bookend | アイドックが開発。PDF・ePUB・画像形式などののコンテンツを保護しながら配信するフォーマット。Adobe Readerなどで閲覧できる |
TTV | DFパブリフォントと併せてTTVブックリーダーで利用するテキストファイル。メモ帳などテキストエディターでも閲覧できる |